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動物より優れている人間の運動能力

パーソナルトレーナー高橋哲仁が記載します。今回の記事では動物より優れている運動能力などについて簡単に解説していきます。人間は武器なしでは動物には勝てないとされていましたが、それ以上に人類がなぜ二足歩行を選んだのか簡単に解説していきます。

「人が動物より優れている運動能力とは?」
人が動物より優れている運動能力は長距離を走ることができる事です。40km以上の長距離ではあの馬をはじめどの走る動物よりも長い距離を走ることができるのです。

まず大きな違いは二足歩行と四足歩行の差と呼吸法です。四足歩行の動物は、例えば馬やチーターなど足の速い動物のほとんどが走りながら胸を縮めたり伸ばしたりする動きと息を吸込みはく動作が連動しているため体の形と走り方から一歩につき一呼吸しかできていません。

これは肺が前足と後ろ足の間にあるため足の動きに肺の動きが制限されるためです。二足歩行の人間は二足で走るので歩数に呼吸が縛られず呼吸のリズムを保つことができ酸素を大量に取り込みながら走り続けることができます。これは足と肺が連動していないからこそできる事です。

なので、四足歩行の動物は短距離が得意ではありますが長距離には向いていないといえます。馬と42.195kmを走ったら約30km地点で馬にも追いつき抜くことができるそうです。それほど人間の長距離を走れる運動能力は優れています。
「勝てない部分も沢山ある」
動物にはパワー、瞬発力、牙、爪獲物を狩る能力が揃っています。

人間は武器なしでは太刀打ちできません。武器なしでは全部の戦いに負けてしまいます。

大きな熊は体重770kgほどあります。約人間の10倍近くの大きさです。ライオンは瓜や鋭い牙があり首元狙って襲ってきます。

オスのゴリラの力の強さは人間の6倍。腕は2~2.5m。そしてしっかり牙もあります。

そしてあのチンパンジーでもその強さは人間には理解できないほどで、力は人間の5倍の強さだそうです。大きな犬歯もあります。さらにチンパンジーは頭もいいので簡単な武器ならチンパンジーも使ってきますから油断できません。このように人間は動物の運動能力には全く歯が立たないのですが、武器を取り持久力を活用して追いかけまわして疲れた所をしとめることができたためあの獰猛な動物たちの運動能力に勝ることができたということです。
「熱を十分に放出できる発汗機能」
またなぜ人間は持久力を持つことができたのか?ほとんどの動物は汗をかく機能がないようです。

呼吸を取り込み空気で体内を冷やしています(空冷式エンジン)。

そのため無理に走り続けると、哺乳類が放熱に使っている浅息呼吸では、肺におけるガス交換の問題と呼吸・運動の連結の問題で全力疾走時の大きい酸素呼吸要求を、暑い中で長い時間満たすことができないのだ。

そして、体温が上がり続けて熱中症になって死んでしまうのです。逆に人間には、呼吸による空冷式エンジンに加えて、数百万の汗腺があり毛皮を持っていない。

発汗は有効な放熱手段である。気化熱による史上空前の水冷式エンジンを持っている上に、直立していることで直射日光に当たる表面積が少ないこともあって、他の動物よりも体温が上昇しにくいのです。人間が生存していく中で大きくなることもなく、牙を磨くわけでもなく、長く走れる運動能力を進化させた結果動物を狩ることができたと言えます。

「最後に」
いかがでしたでしょうか今回の記事では人間が動物より優れている運動能力ついて簡単に解説していきました。2020東京オリンピックを観ていて走る、そして投げるも人類において最強の武器だと思いました。持久力があるとはいえ水分補給なしでは長くもたないので水分補給も忘れずに行いましょう。ダイエットをしたくてもなかなか踏み出せない方は、できるところから少しずつかえていきましょう。そして運動能力を鍛えていきましょう。今回の記事はパーソナルトレーナー高橋哲仁が記載しました。

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