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二日酔いにいいんのか?ナイアシン?!

パーソナルトレーナー高橋哲仁が記載します。今回の記事では楽しくお酒をのんでいるときはいいのですが、問題は次の日ですね。「なんであんなに飲んでしまったのだろう!」そう二日酔いです。今回は少しでも二日酔いをなくせるかもしれない。対策を簡単に解説していきます。


「二日酔いはなぜ起きるのか?」
二日酔いは酒の飲みすぎが原因であることは誰もがわかっていることですね。ではなぜ起きるのか?

翌日の朝までアルコールが残ってしまうほど、肝臓の分解能力以上に飲んでしまうことが原因です。代表的な症状に頭痛がありますが、他にも、アルコールによって胃の粘膜が荒れるため、胃痛、胸焼け、吐き気などの症状が起きる場合もあります。

アルコールを代謝する過程で出るアセトアルデヒドが血液中に残留していることが原因で二日酔いは起こります。

わかってはいてもついつい飲み過ぎてしまいますよね。二日酔いを少しでも減らせるようにアルコールの代謝を良くするアイテムをご紹介いたします。

「二日酔い対策はあるのか?」
今回は少しでもアルコールの代謝をよくし二日酔いを減らしたい方におすすめです。それは「ナイアシン」です。

ナイアシンは水溶性ビタミンB群の一つで、二日酔いを防ぐ働きがあるそうです。お酒のアルコール分は腸で吸収され、血液によって肝臓に運ばれます。

アルコールは肝臓で「アルコール脱水素酵素」によってアセトアルデヒドに分解され、さらにアセトアルデヒドは「アセトアルデヒド脱水素酵素」によって酢酸に分解・解毒されます。この過程でナイアシンは二日酔いの原因になる「アセトアルデヒド」を分解する酵素の補酵素として働くため、アルコールの代謝において必要なビタミンになります。

お酒をたくさん飲んだ時ほどナイアシンが消費されるため、ナイアシンが不足すると、体内にアセトアルデヒドが残り、結果 二日酔いや、頭痛・吐き気などの原因となります。

飲み会の前にはこのナイアシンを摂取する事で次の日の二日酔いに役立てると思います。

しかし、ナイアシンの過剰摂取にも注意していきましょう。ナイアシンを一定量摂取したときに起きるのがナイアシンフラッシュといいどんな反応かというと、蕁麻疹や皮膚湿疹が出るなど、頭痛が起きる人もいるようです。これらは一時的な反応で、一定時間で元に戻るそうです。

「筋トレに影響はないか?」
二日酔いでの筋トレは睡眠の質を下げ寝不足になり体調は万全ではなくけがのリスクも上がるので二日酔い時の筋トレはおススメできません。

アルコールは筋肉の成長に直接影響を与える。なかでも、筋トレで最も反応する速筋線維は、特に大きな影響を受けるそう。脂肪燃焼率も急降下する。アルコールを飲むだけで、脂肪燃焼率が数時間にわたり数十%も抑制されるとも言われています。

二日酔い時は水分が体の中抜けて脱水症状になりやすくなるので、集中力が低下して疲労を感じやすく、筋痙攣や筋肉がつったなんて事も起きやすくなります。

それに二日酔いだとトレーニングどころではなくなりますね。二日酔いは気を付けていきたいところです。

少しでもアルコール代謝を早めて次の日に備えたいので、ナイアシンを上手く摂取していきましょう。

「おススメ食材は」

1日のナイアシンの推奨摂取量は成人男性ならば13~15mg、成人女性ならば10~13mgとなっています。ナイアシンを多く含まれている食材は

・加工品かつお節

・スケトウダラ、たらこ

・ビンナガマグロ

・豚レバー

・鶏胸肉

・鶏ささみ肉

・椎茸

・えのき

・ベーグルパン

・玄米などなどナイアシンは様々な食品から吸収するほか、肝臓で牛乳や卵などに多く含まれる必須アミノ酸のトリプトファンから作り出すことができます。

そのときにビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6が必要となり、これらのビタミンが不足してもナイアシンを十分に体内で作り出すことができなくなります。ビタミンも忘れずに取りましょう。食材を見ると焼き鳥やならたくさんナイアシンがとれそうですね。食材でなかなか取れない方はサプリでとることもオススメします。
「最後に」
いかがでしたでしょうか今回の記事では二日酔いでの影響など簡単に解説しました。ダイエットをしたくてもなかなか踏み出せない方は、できるところから少しずつかえていきましょう。そして運動能力を鍛えていきましょう。

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