コーチング講座を受けたらマネジメントレベルが上がった話
グルメサービスRettyのPM兼マネージャーを担当しています。田中大登(@tnkdaito)です。
コーチング講座を受けたら定量/定性ともに良い影響が出たので、備忘録を兼ねnote書きます。
こんな人に読んで欲しい
・マネジメントの役割を担う方
・コーチングに興味がある方
・メンバーとの信頼関係にお悩みの方
課題:なぜコーチング講座を受けようと思ったか
事業と組織が成長する中で、必要なことも変わっていきました。
①事業面:より大きなコトを為すために、部門や会社を超えたコラボレーションが必要になってきた
②組織面:個人の仕事意義や志向性が多様化し、成果を出す人のプレイングマネジメントだけでは限界がきた
ですが僕自身に問題があり、この変化に対応しきれないと感じていました。
◼︎前提
・初期フェーズから活躍し成功体験を積んだ
・最短最速で進むことが大事だと思っている
◼︎疎外行動
・自分の目的に向けた(相手を誘導するような)コミュニケーションをとる
・興味がない話題や人を切り捨てる
◼︎結果
・自分が思う正解を最速で動くため100%〜120%くらいの成果は常に出せる
・小さな成果はでるものの、人から信頼されない人に近づいていた
そんな悩みを相談したところ、コーチングを勉強すればと意見頂いたことがきっかけです。
下の画像は自己変革にむけての免疫マップ(上)と2020年の個人テーマ(下)です。
解決策:コーチングをマネジメントに生かす手法
まずスタンスとして、話しを聞き評価判断せず、この会話をどこに着地させようかを探らないこと(誘導しないこと)が大事です。その上で①〜④までを行うことがエンパワメントリスニングだと学びました。
僕が受けた講座では上記手法をインプットし、実践を行うものでした。インプットする手法はこの図1枚の内容で8割、残りは応用内容です。
ぱっと見簡単そうでしたが、講座を通して練習しないと、実践への転用が難しいものでした。
◼︎難しかったところ
・会話の着地点がないので、途中不安を感じる
・特に時間が限られてる中で着地点がないことが本当に怖い
・リフレクションはよく聞くが側から見ると白々しく抵抗があり、実践しにくかった
しかし講座の中で練習を重ねると意外な事実に気付きました。
◼︎気づいたこと
・不安に思うのは聞き手だけで、話し手は聞いてもらった感がでること
・リフレクションで受容感と話し手の内省が促進されたこと
・着地点を作らないことで、話し手の未知な側面や可能性に出会えること
着地点を誘導しないことの可能性に気付き、エンパワメントリスニングの実践を通して体験を積み、マネジメントに活用していきました。
補足ですが着地点を模索しない会話が必要な時と、合理的に着地点を模索すべき会話が必要な時があるので、その使い分けは人や場面に応じて使い分けを意識をし、活用しています。
結果:定量/定性でいい影響がでたよ
定量的には導入していたモチベーションサーベイの結果に現れ、個人の能力発揮に関する満足度が大きく改善しました。嬉しい。
定性的にはメンバーみんなと仲良くなれているような気がしています。あるメンバーからは人間味が出たねと言ってもらったりしました笑
コーチング講座の詳細はこちら
講座はZaPASSという会社が提供する、コーチング方マネジメント講座に参加してきました。
コーチングの講座としては比較的安価で、一期生としての参加でしたが満足度は高いです。
こちらの会社にはとてもお世話になっており、講座を受けつつ、コーチングも受けています笑
中の方を紹介したり、詳細な感想もお伝えできるので興味がある方はご連絡ください〜!
最後に
コーチングの話はまだまだ奥が深く、様々な理論や手法があります。この講座でコーチングの可能性に気付き、成人発達理論など勉強を始めた小僧ですが、読んでくださった方に何かしら学びになったなら嬉しいです。(自分もいい整理になりまり書いて良かったです)
定量も定性もいい影響が出てきましたが、まだまだ一緒に働く仲間と大きなコトを為すために出来ることがあると思っています。
アドバイス頂ける方や、内容に興味ある方とお話ししたいのでぜひTwitterで絡んでくださいー
読んでくださりありがとうございましたっ ご意見ご感想などあればぜひTwitterで教えてください! 頂いたサポートはnote執筆のためのカフェ代に使わせてもらいます!