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長期的利益と短期的利益はどちらをとるべきか

長期的利益である。


長期的利益と短期的利益は、どちらの方が価値があるかというと、長期的利益である。

ビジネスにおいては、資本主義が、「希少価値」という価値を認めている。
希少価値とは、少なければ少ないほど価値があがるというものだ。同じものが100万台ある乗用車より、世界に3台しかない車の方が高い、という感じだ。

西側では生活の基本に資本主義が根付いているといえるので、ビジネスに限らない話かとは思う。例えば、全員に「かっこいいですね」という人より、一部の人にしか「かっこいいですね」と言わない人の「かっこいい」の方が価値がある。(東側ではどうなんだろう?)

長期的利益は短期的利益に比べて、その利益を獲得するのが難しい。なぜなら、短期的利益の方はすぐ目の前に利益があるので視認しやすいが、長期的利益はそうはいかない。また、だいぶ先に利益のゴールがあるので、短期的利益よりも関与するパラメータが増え、さらに複雑に絡み合うことで制御しにくい。さらに

原資もかかる。長期戦になるためその間にかかるリソースを用意しなくてはならない。

以上のことから長期的利益を選択する人は少ない。つまり、希少価値があるということになる。

経営をするにあたって、長期と短期で選択を迫られた場合、まずは長期的利益の方から検討しよう。

生活するにあたっても長期的利益を選択したい。

相手の鼻毛が出ていた場合の例
 短期的利益:教えない。とりあえずなんの事件もおきなくてめんどくさくない。(希少価値がない)
 長期的利益:教えてあげることで、周りの人間が鼻毛出ていたら教えてあげる性格の人間ばかりになって嘘のないコミュニティに属すことができる(希少価値が高い)

みたいな感じだ。ちなみに、鼻毛がでていることを教えてあげるべきかどうか問題は以下も参考にしてください。


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のろさとし | 実業家 | 製造業 | システムエンジニア
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