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安楽死制度を求めていくために必要な3つの要素~安楽死制度を議論するための手引き02(第3部)
論点:日本社会は、安楽死制度を運用できるほど「成熟」していないのではないか?
前回までの論点は、
安楽死制度は必要性があることは事実。考えるべきは「どう運用するか」「いつ制度化可能か」
それに対し、僕が示した大前提は「まず全国において(ある程度のレベルで)緩和ケアが発展し、均てん化することが大前提、といった話をしてきました。
少し時間が開いてしまったので、僕が挙げた「安楽死制度を求めるために必要な3つの要素」を振り返っておこう。
①緩和ケアの発展と均てん化
②医療の民主化
③患者の権利法
このうち、①をこれまで解説してきたわけですが、ここからは②、③について。②と③は連続した話なので、一気にお話していきます(ただ、稿は分かれますが・・・)。
②医療の民主化
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