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別居中の年賀状って

わが家のリビングには、カレンダーが飾ってある。飾って、とは書くが、もちろん実用性のある道具として、そこにある。
この家を建ててから、ずっとハウスメーカーさんから送られてくるカレンダーだ。わが家と実家の予定を毎月書いている。それが、今日になっても、来年のカレンダーが届かない。
そうか、家を建てて10年も過ぎたし、そんなものなのだろう。

そう言えば、家を建てたときにお世話になった営業の方からの年賀状が今年はなかった。
その一年前、つまり一昨年の営業さんからの年賀状に、私はふと思いついて返信をした。

ハガキには、
お元気ですか。わが家で七五三を祝うのも最後になり、おそらくこの写真が家族で撮る最後の写真になりそうです。いい家を建てられて、本当に良かったです、
と、書いた。その年の年賀状には、写真屋さんで撮影してもらった、三男の5歳を祝う家族写真を載せていた。わが家では、子どものお宮参りと七五三のたびに写真屋さんで家族写真を撮影している。と言っても、兄弟がみな2歳差(厳密にいうと2歳7ヶ月の差)なので、季節を前倒ししたりして、例えば三男のお宮参り、次男の3歳、長男の5歳というように、いつもまとめて撮っているので、合計5回撮影している。

まさか、その2年前の写真が、本当に最後の家族写真になるとは思わなかった。

昨年末は年賀状作成直前に家のプリンターが故障して、モノクロ印刷のものになった。わが家から出ていく年賀状の9割が私の関係者だ。その頃は家庭内別居状態だったが、夫は毎年4枚だけ友達家族に出していたので、念のためそのことを報告。
すると、
もう、出さないから。
という返事だった。

さて、今回は。
別居中の夫の名前を載せるか、載せないか。
まあ、載せるか。法律上では、しっかり夫婦なのだし。まだ何も知らせていない親族にも送ることを考えたら、夫の名前も入れておこう。
今後のために、誰かを参考にしたいが、幸せなこと、というか、世間が狭いのか、私たち家族の周りに子どもを連れて離婚した家族がいない。
次回の年賀状は、何人の名前を記しているのやら。

ついでに書いておこう、年末に電気代について、手続きを行った。
別居以降、住んでもいない夫に電気代を支払ってもらっていた。その支払いを私に、ついでに名義変更もお願いした。
長男から言わせれば、
電気代くらい、払ってもらってもいいと思うけど、
ということだったが、自分たちがどのくらい使っているのかを把握する上でも、必要なことだと考えた。

夫がタバコを換気扇の下で吸っていた関係で、ずっと任せっきりにしていた換気扇の掃除も終えた。やってみると、今までよりきれいになった。
自分でやらないと気が済まないのは、やはり私のワガマな性格故なのか。
ちょっと反省もあり、の年末だった。

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