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言葉の壁

この春から、今まで長年取り組んでいた業務をリセットして新しい職種に挑んでいます。

同じ会社内といえども何もかもが知らないことや慣れないことばかりで適応していくのが大変だったのですが、5月になって何となく雰囲気が掴めてきて少しづつこの業種の役割や特性、風土が分かるようになってきました。

少しづつ中途半端に物事が分かってくると次に出てきているのが「言葉の壁」です。

Aさん
『〇〇が△△で、それが□□だからさぁ、✕✕しないと◇◇だよね~』

Bさん
『〇〇、△△、□□、✕✕かぁ、まじで◇◇だなぁ』

全くわからん🫨

穴埋め問題ひとつぐらいなら何とか推測できるかもしれないし、ひとつくらいなら忙しい中で質問しても迷惑はかからないかなと思うけれど、接続詞や用語の間を埋める言葉しか分からないような会話が繰り広げられてしまうと、異国の方が現地の言葉でやり取りしている姿を眺めているような感覚。 

思い起こせば、今まで長年同じ業務を行っていた部署の中でも、専門用語や業界用語、それを略したり噛み砕いたりした用語、会社独自で使う言い回しやその部署の歴史の中で作り上げられた用語、単に誰かが言い出したワードがそのまま通用語となった用語などが溢れていました。

身体に沁みついた言葉たちは、それなりに分かりやすく伝えているつもりでも新入社員や配置転換で来た人にとっては「?」の連続だったんだろうなと改めて気づかされました。慌ただしい時や複雑難解な業務内容の時は尚更のことだったと思います。

今、新分野の部門にやってきて、みんなとても親切で、完全に乗り遅れているオジサンにも分かりやすいように噛み砕いて説明してくれたり、教えてくれたりするのですが、とはいえ仕事で使う用語は難しいですねぇ。

2,3年も経てば自分も同じように使いこなしていく用語がほとんどなのでしょうけれど、今は新しい語学を勉強するかのように単語や熟語や構文に慣れ、みんなが話している言葉をヒヤリングしてネイティブに近づけるように業務に臨むしかありませんね!

今回の異動は自分で選んだ道なので、ひとつひとつ壁をぶち壊していきたいと思います。

そういえば副業ではじめたポスティングも最初の頃は業界用語、そして契約、収支や確定申告などといった業務用語もよく分からない言葉がいっぱいだったけれど、いつの間にか大抵のことは身を持って知ることができるようになってるなぁ。

きっと何とかなるでしょう。