チラシは移動する!?
契約するB社では自分がポスティングした過去の反響実績を確認することができます。
どの時期にどのチラシを配ってどこで何件反響があったか、というものです。
これを見ていると、配った時期や場所と実際に反響をいただくエリアがズレたりしていることがあります。
先日のポスティングでは、玄関先でちょうど出掛けようとした若い夫婦の方と鉢合わせになり、チラシを手渡しする機会がありました。
それほど脈のありそうな家ではなかったのですが、配布対象の条件としては十分クリアしていたので、お2人に向かって「よろしくお願いします」
とチラシをお渡しました。
するとしばらくその場でチラシを眺めながら、2人が交わした言葉は、
「うちはまだ大丈夫だけど、おばあちゃんちにいいかもね」
「そうだね」
というやり取りでした。
そこで思ったのは、通常ポスティングされたチラシはパッと見て不要であれば、裏紙をメモ代わりに使用したり、紙飛行機にされたり、ゴミ箱に捨てられてしまうものがほとんどだと思います。
しかし、身内や知り合い、友人に対して
「実家にプレゼントしてあげよう」
「身内や友達にお勧めできるかも?」
「確か知り合いが業者さん探していたな?」
というものがあれば、チラシを手にとった本人ではなく他の人に対して申し込みをしたり、チラシが別の手に渡りその人から申し込みがあったりということもあるのでは?ということでした。
タイムラグがある反響、配布エリアを飛び越えた反響の謎が解けたような気がします。
そう考えると、広告コストは多少掛かるけれど配布条件にこだわらずに、手当たり次第ポスティングするというのも戦略としてはありなのかなと思いました。
しかし私は雇われの身分ですのでクライアントの指示に従って、配ってほしいという条件の家に配るのみ。任務を全うしたいと思います。