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ポスティングの反響率

ポスティング業務には必ずつきまとう数値、反響率。反応率という場合もあります。

これは配ったチラシの数に対してどのくらいの反響が出ているかを表す数字です。

反響とは、チラシを見た人が、サービスに関する問い合わせや申し込み、サイトへのアクセス、契約、来店など何らかの反応を示した事が確認出来た状態をいいます。どこのタイミングを反響とするかは、会社やサービス内容によってマチマチだと思います。

また、反響率は業界やサービス内容によってもだいぶ違います。例えば、ピザデリバリーのチラシと分譲住宅販売のチラシがあったとして、価格からしても動機づけにしてもハードルの高さが全然違いますよね。投函される状態は同じ、たった1枚のチラシがキッカケとなるのですが、当然反響が出る確率は変わってきます。

計算は以下のように行なっています。

〔反響率を計算する場合〕
反響数 ÷ ポスティングした数 × 100

〔反響率から件数あたりの反響数を計算〕
基準件数 × 反響率  

10,000枚チラシを配布して、1件の反響があれば

1件÷10,000件×100=0.01%

逆に反響率が0.01%なら

10,000件×0.01%=1件
(10,000枚配布して1件出るか出ないかの割合)
となります。

ちなみに私の2023年1から12月までの反響率は、

A社は0.009%
10,000件×0.009%=0.9件
1,000件×0.009%=0.09件

B社は0.15%
10,000件×0.15%=15件
1,000件×0.15%=1.5件

A社からは10,000〜15,000件配布しても反響が無かったら契約解除。B社も1,000件配布して反響が無い月が続いたら契約解除となります。そう考えると両社とも妥当な線引を行っているものだと思います。

ポスティングについて、いつもいろいろな事を偉そうに語っている私の成績はというと、この数値からするとA社もB社のそれぞれの会社、業界の期待値程度。

コツコツと真面目に配っている成果が標準的に出ているだけで、敏腕ポスティングスタッフというわけではありません。

それでも私が反響をとる1件は、その会社の何十万、何百万の売り上げに繋がる大きなものです。新規顧客の獲得で押し売りや訪問販売が厳しい中で、チラシで新規に契約が1件取れるだけでもその効果はとても大きいので、多少ポスティングスタッフやチラシ作成にコストをかけても成り立つ位置づけなのだと思います。

副業というスキマ時間でやっているので時間や労力に制限があるし、敏腕ポスティングスタッフへの道のりにはまだまだ遠いけど、私としてはこのペース若しくは会社の期待値よりは少し上くらいを目指して精進してまいりたいと思います。