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ポスティングおじさん「読書の秋」


今年1月に買って少しづつ読んでいる本があります。あまり読書が得意ではないので、読破までに時間がかかっています。

春頃までは、暇な時に数ページづつ読んでいたのですが、夏暑くなってからは、ほとんど読めていませんでした。そして秋になって過ごしやすくなり、夜ゆったりする時間が増えてきたので、再び続きを読み始めるようになりました。

読んでいる本の紹介がまだでしたね。

岩波文庫『ガリヴァー旅行記』です。

今のところ、半分くらいしか読めていません。もうすぐ買ってから1年になってしまうので、何とか読み終えたいのですが…

この本は、古本で購入したもので発行された時期は私が学生時代だった頃の相当むかし。文体や文章表現が今と違うので少し分かりにくい部分がありますが、描写が細かくてイメージが湧きやすいので、読むと情景が頭に焼きつきます。ですので多少読む間隔が空いても、読み始めれば違和感なく読み進められるところが助かっています。

読み始めたきっかけはラジオでした。ガリヴァー旅行記の現代訳版が発売されるという紹介の中で、4つ物語があるということを知り、興味が湧いたのです。

ガリヴァー旅行記といえば、小人の国に漂流した人間の話は皆さんもご存知かと思います。その他の旅行記として、巨人の国のお話、天空の島のお話、馬の国のお話があるということでした。

ラジオで聴いた発売されたばかりの現代訳版も読みたいと思ったのですが、読書が苦手で何せ読みきれるかの自信も無かったので、手頃な値段で手に入りそうな古本をまず読んでみようと思い購入した次第です。

ガリヴァー旅行記について詳しく知りたい方はwikipediaを引用しますので参考にしてください。

原作は、子どもの頃に読んだり、自分の子どもと一緒に見たアニメの『ガリバー旅行記』とは雰囲気が違い、世の中を痛烈に風刺した小説です。

初版は1,700年代前半。日本は江戸時代の頃の作品です。物語を通じて人間のちっぽけさや愚かな部分をたくさん垣間見ることができます。読んでいて、人間の生業は今も昔も何も変わってないなと思いましたし、これからも不変であるような気がします。

私もまだ読み途中ですが、興味のある方は是非、ご一読してみてはいかがでしょうか?