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社会人野球投資法 ~個別企業研究・JR東日本(9020)編~

 3月のマイナス金利解除(利上げ)後も円安傾向にあり、1ドル150円超の円安状態が継続しています。円安メリット銘柄では好業績決算が続出し、配当総額も過去最高を記録しているものの、国内経済に目を向けると円安による生活必需品をはじめとした物価上昇が続いており、「悪い円安」論や、円安が日本経済にプラスになる時代は終わったといった論調がみられます。
為替レートや政策金利は経済的な指標以外にも地政学的リスクなど多くのファクターが絡み合うものであるため、1つの原因に帰結させるのは難しく、問題の解釈を誤らせるものでもあること、そもそも私があまり詳しくないためここで論じることはできませんが、株価に大きく影響を与えるものでもあるため、今後も注視していきたいと考えています。

 一方で、個別株の長期投資という観点で考えれば、よほど高値掴みになるようでなければ今の個別の事象はノイズの過ぎないと割り切ることもでき、保有し続けることを自分で納得できるかを考えることも長期保有では重要です。
そこで今回は個別銘柄の分析として、第95回都市対抗野球東京都二次予選でJR東日本(9020)の応援に行ってきました。

5月22日(水) 二次予選1回戦 対鷺宮製作所戦

集中打であげた6点を守りきり初戦突破

 まず都市対抗野球の予選方式について少しご説明しますと、全国を12のエリアに分け、(各地域によって二次予選進出チームの選び方は異なりますが)歯敗者復活ありのトーナメントを行い、各地域に割り振られた枠を争うこととなります。各地域とも二次予選からが企業チームを中心とした本格的な都市対抗出場権争い本番となり、熱戦が繰り広げられます。
なお、敗者復活ありとはいいつつも、序盤に負けてしまうとトーナメント表の下の方からスタートすることになり、長く厳しい道のりを歩むことになります。

 昨年のJR東日本は第2代表で都市対抗出場しましたが、第2代表決定戦以外は先発が2回持たず降板という非常に苦しい展開を続けていたこともあり、今年はもっと楽な展開を期待したいところです。ただこないだのJABA大会も8-1から逆転負けを喫してるので投手力は非常に不安ですね…。
 さて、今年の二次予選は昨年と同じく鷺宮製作所戦からスタートです。昨年は3-7からの逆転勝利という苦しい展開でしたが、今年は3回に集中打で一挙6点を挙げて、西居-小谷野のリレーで逃げ切り勝利しました。
JR東日本の応援といえばおなじみのチャンステーマ「JRファイヤー」がありますが、この試合は三度発動し、3回の集中打ではひたすらタオルを振り回す楽しい攻撃でした。
 あ、ところで鷺宮製作所は非上場なので株は買えません。

5月23日(木) 二次予選準決勝 対NTT東日本戦

終盤追い上げるも序盤の失点が響き敗戦

 鷺宮製作所戦の翌日に連戦でNTT東日本戦です。これに勝つと第一代表決定戦進出です。
JR東日本とNTT東日本は3月の東京都企業春季大会でも対戦しており、全くいいところなく7-0で敗戦していますので、そのリベンジマッチです。
試合の方は市川、石上(新人)が3回までに5点を奪われる苦しい展開。これ以上の失点が許されない状況のリリーフは新入社員にはちょっと荷が重かったか…。
しかし4回には菅田の3ランで追い上げ、リリーフの山﨑・西居が相手に追加点を与えない好投。8回にはついにこの試合初のJRファイヤー発動!1点差まで追い上げますが、あと1点及ばず惜しくも第2代表決定トーナメントに回ることになりました。

 去年から課題は変わらないのですが、軸になるエースピッチャーがいないのしんどいですねー、結局毎回慌てて継投する展開になってしまっていますので、野手がある程度得点できないと楽な展開にならなさそうです。
都市対抗落とすほどではないように見えますが、東京ドームでもいつもの大応援団を見られるよう頑張ってほしいですね。
 次の試合は28日に明治安田生命との対戦です。

えっ?企業分析はどこに書いてあるのって?そんなの決算資料でも読め。
簡単に書くと旅客輸送はコロナ前の9割までしか戻ってません。他の事業頑張らないといけないね。
あと、株式分割して400株で3枚切符の割引券貰えるようになったので人によってはめっちゃ利回り良いと思います。

おわり


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