失恋日記〜出会い編〜7
彼の職業は医師でしたが、話していて頭の回転が早いな、と感じる事が多かったです。まず注文するものを決めるとき、一切迷わない。お昼ご飯も、ケーキの種類も。メニューを見てすぐ決まりましたっ、という感じ。
多分仕事柄瞬時に決断する癖が付いてるんでしょうね。私も即決タイプという自負があったのですが、彼の方が全然早い。
お茶をしながら、子供の話や手術の話や、前の奥さんの話、学生時代の話なのど色々な事を話しました。
彼の家は医者の家系では無いのですが、やはり実家が裕福で、世田谷の富裕層が住んでいるエリアに住んでいました。
話を聞く限り、典型的なおぼっちゃま育ちで、高校時代の同級生のほとんどは血縁者の会社で働いていると。要は親や親戚がなどが会社経営者って事ですね。
そのまま大学病院で働いてる自分は結構レアケースだと言っていました。
高校に入るときに周りは金持ちだが、うちはそうじゃないから勘違いするなよ、と親から言われたらしい。(笑)