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習慣とリフクレクションについて

「振り返りや目標」についてのnoteを年末年始にたくさん読んだ。

自分の考えと近くて参考になることもあれば、距離が近いからこそ「この人めっちゃ活動してるけど、自分なにもできてない…」と感じて落ち込むこともあった(「他人と比べて落ち込む」のは今年手放したいことのひとつだ)。

感情の波はありながらも、1年の目標をドンと掲げられるのが純粋にすごいなあと感じる。1年の目標を立てるのがわたしは上手くできないから。


決意してやるとやらなくなるし、決めなくてもただやって続けられることだけ残るから……習慣だけが味方だと思っているのでどうやってクセをつけるか考えるんだけど、悪いクセをやめるには努力が必要なので、意思決定するとき「これはやらない」と決めることはあるよ。理想の自分を目指す足し算ではなくてダサいことをやめる引き算の進め方なのかも

このツイートにすごく共感した。

「目標を立ててそれに向かって頑張る」より「目の前のことに集中して深めたり、そのとき興味のあることを広める」のが好きなので。

ちょうど「習慣を見直したいなあ」と思っていたタイミングでもあった。こうやって「習慣」のことを考えるとき、この本のことを思い出す。


「3章 習慣を身につけるための50のステップ」にはこんなことが書いてある。

・自分観察日記をつける
・とにかくハードルを下げる
・毎日やるほうが簡単
・人の目をうまく使う
・習慣を記録する

読んでいたら思い出したことがあって、年明けからあたらしく3つのことに取り組んでいる。


1.Trelloの使い方を見直した

仕事のタスクを管理するのに「Trello(トレロ)」を使っている。

使っているのだけど、更新するのがだんだん放置気味になり、年末にはほとんど見ないような状況になっていた。

そんなとき思い出したのがこのnote。

- わたしをマネジメントするマネージャーは社内に不在
- タスク管理は、自己管理。各ブランドのマネージャーと直接やりとりして、優先順位を自分で決める
- すぐできることは休みの日も対応したり、割り込み作業で遅れた分を残ってやったり。各方面からくるボールを返しながら、インターン生のマネジメントもする

上記のように、まきなさんと似ている状況だったので、noteの内容はすごく共感したし参考になった。

まずは「自分のタスク容量の自覚・見える化」しようと思い、トレロのリストを以下のように変更した。

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「1月以降にやること」
「1月にやること」
「今週やること」
「今日やること」
「定期的なタスク」
※ 画像ではカードを隠しています

1ヶ月の予定を俯瞰して、1週間のタスクを把握しながら、今日やる目の前のことに取り組む。

1週間やってみて迷うことが減ったなと感じる。

やることはたくさんあっても、重要度や緊急度はそれぞれ違う。この2つを考えながらリストに入れたり並べ替えたり。1日の始まりにそうやって整理することで、脳のメモリがちょっと増える気がする。


2.サブ垢の活用

ご飯を食べて美味しかったこと、仕事をしていて気づいたこと、電車の広告を見て感じたこと、本を読んで考えたこと。

そういう「ふと思ったこと」をTwitterの独り言専用サブ垢(フォロー/フォロワー 0人)でツイートしている。内容はたとえばこんなもの。

「よいと思った記事は2回読む」
「余計なひとことを言わない」
「夜、お菓子を食べない!」
「2020年は、他人と比べて焦ったり落ち込むのを手放したい」
「今年の大晦日は、何かを成し遂げた達成感を少しでも感じられている状況でいたい」

感情って生物(なまもの)だとおもう。

強く感じたことは記憶に残るけれど、言語化しなかったちいさな心の動きはすぐになくなってしまう。

だから些細なことでもそっとつぶやいてみる。だれも見ていない受け取るひとのいないところに向かって。

ツールや手段は何でもいいのだけど、Twitterがわたしにとってすごく身近なのであっていそう。だし、140文字の制限内に言葉をまとめるのと、振り返って見やすいのがいい。


3.Googleフォームで日記を書く

元旦から日記を書いている。Googleフォームを使って。

このツイートを参考にして、自分で作った質問に自分で答えている。

質問内容を試行錯誤しているのだけど、いまはこんな感じ。

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朝起きたらスマホでこのページを開く。質問にひとつずつ答えていく。

日記ってあんまり続けることができなかったのだけど、今のところ7日間は苦労することなく続けられている。ひとって質問をされたら答えを考えるし、空欄があったら埋めたくなるから、この方法よいのかもしれない。

回答を見返したらこんなことが書いてあった。

だらだらしないように、こまめに休憩をとる

普段買わない飲み物を買った
→甘い飲み物は仕事のとき良くないとおもった

ひとが喜ぶことにお金を使いたいなあ

2020年、ファッションを楽しみたい!

施術してるときの自分けっこう好きだ。ひたむきに目の前のことに集中してがんばってるから

日記を振り返ってみたら、自分が好きなものや大切にしたいことが書いてあった。自分のことってわかっているようで意外とわからない。だからこうやって言葉にして残しておくのは、これからも続けていきたいなあ。


3つのリフレクション

Twitterのサブ垢で思ったことをつぶやいたり、Googleフォームで日記を書いたり、こうやってnoteで1週間の振り返りをしたり。

色んなことを試しているわたしのやっていることが上手く言語化されているnoteに出会った。

Reflection in action(行為の中の省察) とは、「何かをする中でふと頭に浮かんだことや、感じ取ったことを自分の中で吟味のまな板の上に乗せること」とのこと

Reflection on action(行為にもとづくリフレクション)とは、一連の事態の後に振り返りを行い、新たな自分なりの実践の理論や成長の課題を発見すること

Reflection for action(振り返りの振り返り)と定義され第3のリフレクションとも言われており……さらなる学びへ繋げるよう次の振り返りに向けて課題を言語化すること

ああ、わたしがやっていたのはこれら3つのリフレクションだったんだなあと腑に落ちた。

学びたい・成長したい欲が強くて、コツコツ続けるのが得意なわたしにはこのやり方が合ってるのだろうなあとも感じた。

感じたことを味わって、昨日のことを思い出して、1週間のことを振り返る。

2020年は、そうやって1日1日を積み重ねていきます。どうぞ今年もよろしくお願いします。


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