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クラロワというゲームの世界大会で感動して努力と才能について考えた日(1/2) 〜ひとり暮らし大学生日記〜 #1

こんにちは!トマトです🍅

今日から新しいシリーズ〜ひとり暮らし大学生日記シリーズをやっていきます!

このシリーズはひとり暮らしの大学一年である僕が思ったことやその日あったことに関して自由に語る日記です。

今日は一日目!

ということで今日はクラロワというゲームの世界大会の話をしていきます。

クラロワというゲームを知らなくても楽しめる内容となっているので、ぜひ見ていってください。


まず初めにクラロワというゲームについて簡単に紹介すると、これがゲーム画面で、

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100枚くらいあるカードの中から8枚をデッキとして組んで、下にある6と書いてあるコストが時間で溜まっていくので、それを使ってモンスターを召喚して三つある相手のタワーを落とすというゲーム。

この世界大会が昨日までの三日間行われたわけなんですが、まずこの世界大会に出るためにはゲーム内の順位がとても高くないといけなくて、さらに順位が高い人の中から予選を勝ち抜いた32名が最終的のこの本戦みたいなのにでれたんです。

まあ要はめっちゃ強い32人が集められたってことです。

その中にいる日本人の数はなんと6人!

日本はほんとレベルが高いんです。

日本のゲームじゃないのに。

そして一つすごいなと思ったのがダブルエリミネーションシステムと呼ばれるトーナメントの仕組み。

今回のクラロワの世界大会は一回戦は負けたら終わり。2回戦からこのシステムを採用していました。

みなさんご存知スマブラの世界大会にも使われている仕組みで、トーナメントで一回負けても負け側に移って、負けた人同士で戦って、勝てばちゃんと勝ち上がれるってもの。

例えば32人トーナメントの一回戦で負けた16人が、戦って、勝った8人が2回戦で負けた8人と戦って、4人に絞ってまたベスト8で負けた人たちとその四人が戦って、、、みたいな感じ。

説明下手でで難しくなっちゃったけど一回まで負けれるトーナメントってことです。

ゲームっていうのは相性があったりたまたま行動が噛み合ったりするとプロ同士くらいお互いが上手いと実力じゃないところで勝負がついてしまうことも多いので、一回戦で世界王者が敗れるなんてことはザラにあるわけです。

でもこのシステムによって一回まで負けても復活できるので、ほんとに実力のある人がちゃんと上に来ることが多くなっています。

実際世界王者みたいなのが一回戦で負け側に落ちたのに、そこから怒涛の連勝で世界一になった例はいくつもあります。

また、何回戦かで負けた人とその人に勝った人が決勝に上がってきて、勢いのまま負けた側の人が2勝して逆転リベンジ優勝なんて熱い展開も多く見られます。

リーグ戦ほど試合数は多くなく、負けたら絶望というヒリヒリ感を残しつつ、実力がある人が上に上がりやすいようになっていて、僕は絶妙なバランスのちょうどいいシステムだと思っています。

考えた人ほんとすごい。

ちなみに一敗もしてない人と一敗した人が決勝で当たるわけですが、一敗もしてない人に何かアドバンテージはないとおかしいですよね。そこもちゃんとしていて、決勝は一敗した人は2回勝たないと優勝できないわけです。

そして、とうとう本題の世界大会の中身に入っていくわけですが、今回焦点を当てて話していくのはKK選手とむぎ選手です。

KK選手は19歳。僕と同い年で、とても努力家で、ほんとに誰よりもたくさん練習して日本のトップ、はたまた世界のトップレベルに成り上がった人です。

KK選手は今回の世界大会で世界一をとらなかったらプロを辞めるという宣言をしていて、今までの努力を上回るような勢いで最後の数ヶ月死ぬ気で努力してきました。19歳で大学もいけてないので就職先とか今後に不安がどうしてもあるようで、そのことを考えてのこのような決断のようです。

そして、今までのクラロワの世界大会は団体戦だったのですが、KK選手のチームが勝ち上がった時も日本の他のチームが勝ち上がった時も世界一まで後一歩届かなかったので、日本の選手は初めての世界一を日本に持って帰ると相当気合が入っていました。

そして一回戦、相手は32人の中ではあまり名前を聞かない選手で、実力は間違いなくKK選手の方が上。

そして試合が始まります。

今回の大会では同じ人と戦ってる間同じカードは使えないルールになっているので、試合が進んでいくにつれ使えるカードが限られていき、相手が何を使ってくるのか読みやすくなります。

そしてこの試合では、全ての試合でデッキ相性をとられて終始不利な状況ですすみ、相当工夫をした攻めをしないとかてない試合が続きました。

一試合目はKK選手の気合が入りすぎていたのもあったか、調子を出し切れず相性を覆すことなく負け。

二試合目はKK選手が落ち着いて相手のわずかな隙をついて勝利。

三試合目。とてもデッキの相性が悪く、かなり体力を削られていき、厳しい状況が続きます。それでもなにか攻める策はないかと必死に考え続ける姿勢と本気の目。同い年としてめっちゃかっこいいし尊敬です。

結果は


負け。。

相当相性が悪く、工夫した攻めも及ばず、一回戦敗退です。

このゲームをやっている人ならみんなが見ているような一年に一回の大一番なので、twitterでも大盛り上がりしていて、みんなKK選手がとてつもない量の努力をしていることを知っていたので、みんなで応援していたし、みんな悔しそうでした。

ゲーム界隈というのは、中高生ユーザーが多く、比較的荒れやすいので、プロの中でもアンチが少なくない選手もいるのですが、KK選手はプロの中でもほんとにみんなに愛されていて、応援されていました。

その分悲しかった、悔しかった人も多かったと思います。

しかし、ゲームとはいえ、一億人以上ユーザーがいる広い世界の中で、世界一という高い目標を掲げ、それに向かってひた向きに努力する姿勢、また最後まで何か手はないのかと必死に考えている真剣な眼差しははとんでもなくカッコ良く、間違いなく見ている人たちに感動をくれたし、いい影響を与えたと思います。

そしてこの努力する力と大舞台に立ったという経験は他の分野に行っても大きな武器となります。

自分は何事にもセンスがなくて、最初はダメダメなものの、改善策を考えるのが得意で、少しやるとすぐ人並みにはできるようになる自信があります。

それで音楽も勉強もスポーツも一般人の中ではある程度得意と言えるようなくらいになったのですが、なにせ努力を続ける力がないんです。

受験は高校は志望校に運で受かったようなもんだし、大学は多分ちゃんと人並みに努力したらいける可能性も十分あったところを最後まで全く努力せずに結局志望校を下げてしまいました。

分野はなんでもいいんです。結局何かを極めた人はかっこいい。

ゲームだろうがサッカーだろうが勉強だろうが。

また、何かで日本一になれば、その肩書きを持って他の日本一の人と対等に話すことができるようになります。

大事なのは極めること。何か一つ自分の好きなこと夢中になれることの中から決め、そこで日本一になる。

そして決めるまでは何回もやり直したり、変えたりしてもいい。でも決めたらどんなに辛くてもやり抜く。ひたすらに努力する。やめないこと。

それでもし結果が出ないとしても、そのひたすら試行錯誤した先に新しい自分に合った分野を見つけるか、それを見た人がもっと自分の向いている分野に導いてくれる。そしてその先で今までの経験がとんでもないほど生きてくる。

とんでもない努力をして、その試行錯誤の過程を僕たちに見せてくれたKK選手は尊敬ですし、この先も是非応援したいです。

そしていつか自分もなにかを極めて、直接お会いしてみたいなと思います。

KK選手は一回戦で負けてしまって不完全燃焼だと思うので、来年ももし世界大会があれば出てくれるのではないか少しだけ期待して待っていこうと思います。

ということで、次はむぎ選手について話していこうと思うのですが、長くなってしまったので今日はここで終わりたいと思います。



今日のまとめ

・何かを極めたひとはかっこいい。
・努力は人の心を動かす。


この当たり前の二つのことを痛感させられた一日でした。

このシリーズは毎日投稿を目指して頑張っていきますので是非よろしくお願いします。

今日は堅苦しい話になりましたがこれからはひとり暮らしの料理の話とかちょっとしたことについて色々書いていこうと思います。

それでは次回で!

ではまた!







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