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好きな人の魅力を遠くまで届けたい / 書く習慣1ヶ月チャレンジ Day14

初めて好きになった芸能人は星野源さんだ。

2015年の紅白が初見。毎年なんとなく、「あー今年はこんな曲が流行ったのね」と観ていたのだが、そのときはなぜかすごく引き込まれてしまった。

友達にYELLOW DANCERを借りたのをきっかけに、昔の曲やSAKEROCKも聴くようになった。それまで全く音楽を聴く習慣がなかったのだが、TSUTAYAに通ってCDを借りるようになった。20歳になって初めてウォークマンを買うとは思わなかった。

今回のテーマは、これまで夢中になったモノやコトだが、私が夢中になった星野源さんという「人」の魅力について書きたいと思う。


大衆性とオリジナリティの両立

これは、ファンの変動に1番影響してくる要因じゃないだろうか。

有名になるということは、大衆性が大きくなること。その結果、色が薄くなる=オリジナリティが小さくなると感じてしまうことがある。「昔の方が好きだった」という声は、長く活動している方ほど多いのかもしれない。

星野源さんのファンにも、きっとそういう人がいる。私は有名になってからファンになっているので、「今もいい!昔もいい!!」と思えるのだが、もっと前から知っていたらまた違ったのかなとも思う。

でも、星野源さんは、大衆性とオリジナリティをどちらも削ることなく両立しているように感じる。ビジネスと自身のやりたいことを両立できているんじゃないかなって、そう思わせてくれる。

特に彼の言葉は、そのバランスがほんとに絶妙だ。色んな立場を考えて言葉を選ぶけれど、自分の意思もしっかり乗せて、自分の言葉で話している。

あんな風に言葉を使えるようになりたい。

深読みさせてくれる

星野源さんの創るものには、多重の意味があることが多い。それを考えながら聞くのが本当に楽しいのだ。

この「創造」という曲は、もう考えても分からないくらいたくさんの意味が含まれている。コメント欄で、それをほとんど全て見つけているファンも頭がおかしい(褒めてる)。

分かりやすいもの、逆に理解できないけど衝撃的なものも、コンテンツとして魅力的だ。

星野源さんはその間を行く。

とっつきやすく、深読みもさせてくれる。どう楽しむかをこちらに委ねてくれている感じがする。

ファン視点のコンテンツ

私はケチだし愛情深くもないので、「好きな人が出したものは買いたい」という気持ちになれたことがない。自分がいいなと思って、かつ使えるものでないとなかなかお金を払えないのだ。

そんな私でも、彼のグッズやCD、ライブなどにはお金を出したいと思ってしまう。言い方があれだが、ちゃんと買うメリットがあるのだ。こちらの好きな気持ちに甘えることなく、モノとしてクオリティが高くて欲しいと思えるものを出してくれる。

それは、星野源さん本人が、他の人の「ファン」であるからだと思う。ラジオで聞く限りだが、好きなモノや好きな人がすごく多い。今までたくさんのコンテンツを楽しんできているのだろうな。だから、自分が発信者側に立ったときにもファン目線のコンテンツが作れるんじゃないだろうか。


なんか最後にうまいことまとめたかったけど全然思いつかないや。

この文章を書いてる時間幸せだったなあ。読まれても読まれなくても、どっちでもいいやと思ってしまった。

と同時に、星野源さんの魅力をしっかり伝えられない自分が悔しくもあった。もっと素敵な文章が書ければ、もっと読まれているアカウントだったら、と初めて思った。

好きな人の魅力を、色んな人に届けられるようになりたいなあ。

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