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「免疫強化」需要で乳酸菌サプリが売れまくりな件

テレビをつければコロナコロナでいい加減うんざりですが、もはや人々の関心は「ウィルスにエンカウントしない」事よりも、「エンカウントしても発症しない身体になる」事に向いているようです。

そのための「免疫力強化」の需要が高まり、世界的にもサプリメントが売れまくっているというニュースが入ってきました。

免疫力強化という意味で、サプリメントの賢い選び方を解説します。

アメリカでもサプリメントの売上が爆伸び

米国業界紙NBJのレポートでは、免疫や健康維持に対する意識が高まったといい、サプリメント市場は500億ドルを突破すると予想
健康産業新聞

コロナ禍によりどこの業界も不況と思いきや、アメリカではサプリメントが5兆円市場に急進。

アメリカは世界最大のサプリメント大国ですが、その理由は「医療費が高いから」です。

医療費が高いから、病気になれないので普段からサプリメントで健康維持を図る人が多んですね。
ついでに、リーマンショックなど大不況のときにもサプリメントの売上は伸びていました。
不況で生活が苦しいからこそ、医療費を使わないためにサプリメントを買うのです。

アメリカ製のサプリは非常に高額なものもありますが(マヌカハニー500gで4万円はビビりました)それでも、医療費に比べれば安いものなのです。

日本のように、婆さんが世間話で病院に通えるほど医療体制の充実した国では、逆にサプリメントが伸びないのも仕方ないのです。
しかしこの情勢で簡単に病院にいけなくなった今、逆にサプリメント市場は伸びるかも知れません。

免疫力強化サプリでは「乳酸菌」が人気ダントツ

国内でも連日免疫に関する情報発信が行われ、関連サプリメントは売上増加傾向にある。そのエース格ともいえるのが乳酸菌だ。本紙が6月に実施した健康食品受託メーカーへのアンケート調査では、上半期の人気素材トップにランクし、2位に大差をつける格好となった。

国内では、免疫力強化サプリでは「乳酸菌」がダントツの人気。
免疫力は「腸内環境」が密接に関わることが一般にも認知されてきた証拠と言え、日本人の健康リテラシーが高まった結果でしょう。

乳酸菌サプリについて、ここ数年で急速に広まってきたのが「殺菌乳酸菌」です。

以前はどこもかしこも「活きた乳酸菌が腸まで届く!」をウリにしてきましたが、最近では「最初から殺してある乳酸菌」が人気なのです。
この点、少し詳しく解説します。

乳酸菌は生きて腸まで届く必要はない

腸内環境を改善するには、腸内の善玉菌を増やすことが大切です。

そのための手段として、従来では善玉菌の代表である乳酸菌を、活きたまま腸に送り込むサプリが主流でした。
このように、活きた善玉菌を直接摂取する方法を「プロバイオティクス」と言います。

しかし活きた乳酸菌を腸に送り込んでも、なかなか定着することは出来ず、1週間程度で排出されてしまうのです。
1週間は働いてくれますが、効果はそれまで。

そこで活きた善玉菌を外から入れるのではなく、既存の善玉菌にエサを与えて量を増やす方法が出てきました。これを「プレバイオティクス」と言います。

乳酸菌は活きたまま腸に入れても定着しませんが、「乳酸菌の死骸」は腸の乳酸菌のエサになるのです。
つまり「殺菌乳酸菌」とは、すでに腸に住んでいる善玉菌たちのエサなんですね。

すでに自分の腸に定着している善玉菌にエサを与える方法なら、排出されてしまう事もなく、効率的に善玉菌を増やしせます。

ついでに、殺菌乳酸菌はすでに死んでいる訳ですから、「活きた乳酸菌」と比べて圧倒的に管理が低コストで、サプリの形状も自由度が高く、保管も気を使う必要がないというメリットがあります。

お腹の調子を整えて免疫力を高めよう

人間の免疫細胞は、7割が腸の周辺に集中しています。
免疫力を高めるには、お腹の調子を整えることが不可欠で、そのためには殺菌乳酸菌がとても効率的です。

なお「プレバイオティクス」は殺菌乳酸菌だけではなく、食物繊維やオリゴ糖なども含まれます。

これらを全て併せ持った「乳酸菌青汁」が、とても効果的という訳ですね。
私の好きな乳酸菌青汁もレビューしているので、よければご覧ください。

腸の調子を整えれば、大体の病気は治ります(マジ)
お腹の調子を整えて、強い体を保ちたいですね。

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