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【保存版】安い青汁はダメ?青汁を選ぶ時に見るべきポイント

「まずい!もう一杯!」は、もう過去の話です。
最近の青汁はどれも美味しくて、あからさまに「不味い!」と思うものは少なくなっています。

そんな青汁の中でも、ラインナップをみていると随分価格帯が違うんですよね。
高い青汁と安い青汁で何が違うのか?
青汁を選ぶ際に見るべきポイントを紹介していきます。

先に謝っておきます。ヤクルトさん、山本漢方さんゴメンナサイ。厳しいことを書いてしまいますが、これはより良い製品を作って頂きたい期待を込めた指摘と思って下さい。

ぶっちゃけヤクルトの青汁は良くないと思う

スーパーに並んでる安い青汁の代表格として、ヤクルトの青汁シリーズがありますね。
「私の青汁」は30包で1,000円前後。かなりの低価格です。

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ただヤクルトの青汁の何が気に入らないかというと、原材料に「デキストリン」が入ってるんですね。

「デキストリン」と「難消化性デキストリン」は名前は似ていますが、全然別のものです。
デキストリンとは人工的に作ったデンプンのようなもので、主にサプリメントや薬を錠剤や顆粒に成形するために使います。

なぜヤクルトの青汁にはデキストリンが入っているのかと言うと、野菜を絞った汁をデキストリンで顆粒にすることで、水に溶けやすく滑らかな味にする為だと思われます。

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「私の青汁」の栄養成分表示を見ると、2袋(8g)当たり「糖質(デキストリン)」が3.3gで、「食物繊維」が2.7gと、食物繊維よりデキストリンの方が多いんです。

これじゃあ何のために青汁を飲んでいるのかわからない。デキストリンは身体に悪いものではありませんが、わざわざお金を払って飲みたいものでもありません。

溶けやすくて美味しいのは良いことですが、青汁というからには栄養たっぷりであってほしいですよね。

山本漢方の青汁は中国産

同じくスーパーで良く見る山本漢方の青汁は、「大麦若葉粉末100%」であり、余計なものは何も入っていません。

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実は山本漢方も「青汁」とは名乗っておらず、「大麦若葉粉末」という商品名なんですね。
大麦若葉を細かく粉砕しただけの粉末で、大麦若葉が持っている栄養素や食物繊維をそのまま摂取できます。これは良い青汁なのに安い!

安いのは良いんですが、どうやら大麦若葉の原産地は中国のようです。複数のユーザーが直接問い合わせ、確認したという情報がありますね。

◯Amazonレビューで確認

HPを見てもパッケージを見ても、原産地がどこにも書いていない。粉末を作る工場は国内ですが、大麦若葉の原産地を隠しているようで、ちょっとズルいですね。

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HPを見ると、いかにも「産地にもこだわってます」感が出てますが、実は「国産」とは書いておらず、「社長が現地にも足を運びました」とあるだけ。

中国産だから悪い訳では無いですが、安いにはそれなりの理由があるんですね。

青汁は超微粉砕製法を選ぶべし

かつて青汁の製法は、「圧搾製法」と言って野菜を高圧で絞り出していました。
野菜の絞り汁を粉末にして飲むのが青汁でしたが、この方法だと食物繊維が絞りカスとしてゴミになってしまいます。

現在では「超微粉砕製法」と言って、野菜を乾燥させてから丸ごと粉砕して細かい粉末にする製法が取られています。
これなら野菜の食物繊維も余すことなく摂取でき、栄養たっぷりの青汁になります。

殺菌・乾燥は低温で

超微粉砕製法にしても、まずは野菜を殺菌し、乾燥させる必要があります。
安価な方法では、高温の熱風によって殺菌・乾燥を行いますが、これだと熱に弱いビタミンや酵素が失活してしまいます。

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例えば山本漢方の大麦若葉粉末では、「HTST殺菌」と一般人には全く意味不明な表記がありますが、これは「高温短時間殺菌」の略です。
熱に弱いビタミンや酵素は、高温にさらされて失われている可能性が高いですね。

より良いのは「低温乾燥(フリーズドライ)」で、野菜を真空状態に近づける事で水分を蒸発させてしまう方法です。
フリーズドライならば熱に弱いビタミンや酵素が失活せず、しかも水を吸って溶けやすくなるため、味の方もマイルドで美味しくなります。

安くはなくてもオススメできる青汁とは

安い青汁の悪いところばかり書いてしまいましたが、これらポイントを踏まえた上でオススメできる青汁を紹介しておきます。

【大正製薬】

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私自身が気に入って飲んでいるのは、大正製薬の青汁シリーズです。国産大麦若葉を使用し、低温乾燥で超微粉砕製法。
乳酸菌添加のタイプが美味しいのと、難消化性デキストリンのタイプはお通じに超実感がありました。

◯大正製薬HPで見る

【カゴメ】

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青汁界ではまだシェアは大きくないですが、カゴメの青汁は良いです。
超微粉砕製法は大正製薬の得意技なので、カゴメは「圧搾製法」です。しかし圧搾して残った食物繊維を粉末にして加えているため、食物繊維が無駄になりません。
栄養を保持するフリーズドライにこだわり、カゴメならではの青汁にこだわっています!

◯カゴメHPで見る

【オリヒロ】

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オリヒロのフリーズドライ青汁は非常にオススメだったので紹介しようと思ったのですが、調べたら終売していました(´・ω・`)

価格が高めだったのと、ちょっと苦味が強かったのが不人気の原因でしょうか…
消費者も安さばかり追い求めず、しっかり良い商品を選ぶ力を身に付けないと、いい商品がどんどん無くなってしまいます。

せっかく青汁を買うのなら、安さだけでなく商品の内容まで見れるようなれば、健康も美容も近づくはずです♪

青汁に関しては、私のブログでも詳しく書いています。
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