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私が写真に残したいもの 2021


写真と向き合い、自分と向き合う

2021年夏
オンライン写真部に入部したのをきっかけに
写真好きな方と関わる機会が増え
同時に、今まで以上に
自分以外の人が撮った写真を見る機会も増えた。

構図や服装にもこだわった1枚
花や景色の良い場所で撮った1枚
みんなそれぞれこだわりがあり
見ていて魅了されるものが多い。

そこでふと最近
「私が "今" 写真に残したいものは何か」
を考える事があったので残しておこうと思う。


今の私が撮りたいもの

2021年11月

着飾った写真
場所や風景を選んで撮った写真
パッと見た時整っていて綺麗な写真
そんな写真たちにももちろん憧れるが

今の私は
ありのままを撮った写真
その時の雰囲気や声を思い出せる写真

そんな写真を残したいのだと分かった。

写真を撮るために出かけてみたり
写真を撮るために服を考えてみたり

考える時間はとても楽しく充実していた。

しかし、被写体は当然我が子や夫、愛犬。

真似てみたいものや撮り方
理想とする雰囲気を我が子で再現することは
なかなか難しかった。

思ったものが撮れないこと
思い通りに行かない事への苛立ちが
大きくなってしまったのは言うまでもない。

子どもには個性がある
全く同じ子はいない。

真似るより、その子と向き合うことが
大切なのだと実感した。

そして今、その写真を撮られることを
その子が求めているかも重要だった。

恋愛や夫婦関係と同じように
片思いだと何事も上手くいかなかった。

写真という名の映像


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私が写真に残したいものが何かを
考えるきっかけになった1日がある。

それは8月、初めて試みた
誕生日1day photoチャレンジ

娘の誕生日
朝起きてから寝るまで
何気ない仕草や普段行く場所を
周りの様子と共に1日を撮り続ける。

200枚以上の写真が撮れた。
三姉妹の誕生日は8月、8月、10月。
立て続けにやってきて
3回目のチャレンジでは約500枚にもなっていた。

撮った写真を見返すと
いつもの子どもたちが映像のように蘇ってきた。

それを子どもたちと共に見返し
あの時ああだったね〜
この時○○だったよね〜
なんて、たわいもない話をした。

写真を見返し会話をしている時に気付いた
今の私に残したいものはコレだ!と。

こちらを向いてピースしてるものもあれば
暴れ過ぎてブレてるものや
ピントの会っていないものもたくさんある。

他人が見たらなんじゃこりゃ?な
写真かもしれないが
家族にとってはその時を思い出せる
1枚になっていると思った。

特別な場所、特別な1枚は
もちろん素敵なものだと思うが

いつもの仕草やいつもの場所を
残した1枚もまた
家族の宝物になっていくと感じた。


仲間に感謝

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今の私が目指すもの

いや、目指すなんて大それたものではないが
今の自分の気持ちと向き合う機会を与えてくれた
1dayphotoチャレンジをするきっかけをくれた
まなざしフォト部の仲間には本当に感謝している。

この先、子供の成長、家族の成長と共に
写真へも求めることは変わってくると思う。

今の自分に向き合え
素直な気持ちで写真を撮ることが出来ている今
私はとても幸せだ。

そしてこれからも
自分の気持ちと向き合い、家族と向き合いながら
写真を撮ることを楽しんでいきたい。

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