２週間休み、１週間Go To Work

今どうなっているかわかりませんが、
確か中国のバイ菌
２週間単位で症状が出るんですよね。

今取られている対策は感染者、
濃厚接触者、そしてその周辺を中心に

検査の網で無症状者を見つけて
封じ込めようというものですよね。
知らんけど。

つまりはモグラ叩きです。

でも、それが有効だった夏は過ぎ、
冬に入りウィルスに、いろんな意味で
絶好の環境が到来したようで、

どうやら第３波が始まったようです。

すなわち、モグラ叩き戦術が
効かなくなってきたわけです。

分科会の尾身さんは
「抑え込む最後のチャンス」とか
言われているようですが、

具体的な対処が示されていないようで、
ほとんどの人が三密は避け、マスク、手洗い、

フィジカルディスタンスをとって
気をつけているけど、

他に一体何をすればいいのかと
不安が増大しています。

日本人は本当に素直で、真面目で、
向上心がありますよね。

言われたことをきちんとやっています。
この他に何をすればいいのですかと
積極的に申し出るのですから、

麻生君の弁を借りれば民度が高いと
言っても過言でないと思います。

さて、話を戻して、モグラ叩き戦術が
機能しなくなっているのなら、
別の戦術を考えるしかありません。

そこで、２週間単位という時間に着目すると
”周期性”を利用することができるのではないか
という思いに至りました。

すなわち、こうです。
２週間は必要最低限のものを残して
経済活動をストップしてスティホームします。

次の１週間で思いっきり経済活動を
するというものです。

これは国で一律にやるのではなく、
都道府県単位で地域の実情に合わせて実施します。

だから、感染が緩やか地域では
無理に２週間休まなくても、

１週間休みで２週間経済活動でもいいですし、
休みは通常の週休２日でもいいわけです。

実際、今でも感染拡大で休業要請とか
時短要請とかを出しているわけですから、
これを計画的にしてはどうですかという提案です。

お店などの経営をやっている人にとっては、
また緊急事態宣言が出るかもしれないと
戦々恐々としているでしょう。

宣言が出たら１ヶ月以上
休業しなければなりません。

商売においては、ある程度
出たとこ勝負的なところがあり、

うまくいけばむちゃくちゃうまくいくし、
うまくいかなければ散々という
不確定要素に醍醐味を感じるところもあるでしょう。

しかし、宣言後は大赤字確定です。
宣言が出たらもう遅いのです。

「Go Toで気をつけて休日を楽しんで」
なんて能天気なことを言っている
場合ではありません。

だから、宣言を出させないように
しなければなりません。

では、どうするか。

答えは簡単で
感染を拡げなければいいわけです。

拡げない方法は、これも簡単で
人と会わなければいい、
人が移動しなければいいのです。

人が中国のバイ菌を運んで
撒き散らしているからです。

昔のペストで
バイ菌を運んだのは
ネズミでした。

今回のコロナでバイ菌の運び屋は人間です。
ネズミ＝人間になっています。
ネズミ男みたいな話ですね。

冗談はさておき、
だから、周期性を利用して
人間の移動を計画的にしようというのが

「経済活動の周期化」です。

例えば、
消費者は２週間分の食料などを備蓄して
スティホームします。

次の１週間で購買活動をして
次の２週間に備えます。

食料品なんて賞味期限
２週間なんてものもあるでしょうし、

たとえ賞味期限が過ぎたものを
食べたとしても
腹は痛くなるかもしれませんが
死にゃしないでしょう、多分。

それに計画的に消費財を購入すれば
食品ロスのようなことも減るかもしれません。

結局、バーゲンとかで機会損失の恐怖から
買う必要のないものまで買って、
腐らせてしまっているようですから。

計画的に要るものだけ買って
２週間後には買ったものをきれいに消費して

全部無くっているという状況を
想像してみてください。

冷蔵庫の中が空の状態
気持ちよくないですか。

供給側も２週間の間、
ボーっと生きてるんじゃなくて

次の生産計画、経営計画、問題解決案、
新しいアイデアなどを考え

次の１週間に集中して
生産供給していけば在庫管理、コスト管理が
リアルタイムに把握できて

収入と支出のバランスを
うまく調整できるのではないでしょうか。

感染者の拡がり任せで
いきなり休業要請や
スティホーム要請されても困ります。

計画的に休んで計画的に働き、
計画的に消費すれば、

それまでウィルスに翻弄されていた人間が、
ウィルスをコントロール側に立てるのです。

人間の逆襲です。

なんか計画的な経済活動というと
社会主義みたいですが、

共産国家の中国が現状
押さえ込んでいるのも事実ですし、

ある程度強い権限で
押さえ込む必要はあるでしょう。

もはや、ベトナムのような
押さえ込みもできないでようし。

民主主義国家で
これくらいの計画経済は
許容範囲だと思います 。

検査数を増やすと言っても
装備にも人員にもコストと
時間がかかりますし、

ましてやワクチンなんて
だいぶ現実味を帯びてきたとはいえ、

日本に来るとしても
早くて来年のいつかみたいな話です。

これに対して計画経済は決断すれば
明日にでもすぐに実行できます。

為政者に決断力があればですが。

押さえ込み最後のチャンス！？
このまま無策で感染爆発、医療崩壊、
緊急事態宣言となるなるのか、

頭のいい救世主が現れて
なんとか乗り切れるのか、
結果はもうすぐ出ます。

のんきなGo To 休日ではなく
Go To Workのやり方を考えた

経済活動の周期化戦術が
一助になればと願います。