大型免許合宿とリモートワーク、はたして共存できるのか!? DAY.11
この記事は…
運転が苦手な文系ビジネスフリーランサーが、リモートワークをしながら合宿で大型免許取得に挑戦する日記です
減速&ギアチェンジは慌てずに
路上も2日目となり、運転自体には慣れてきた。
国道では60kmまで出せるので、大きな車をある程度スピードを上げつつ、シフトアップしながらコントロールする楽しさも実感しているところだ。
問題は、減速&ギアチェンジだ。
以前にも説明したが、大型車のギアは普通車とちょっと異なり、7速まである。
YouTubeに操作の様子がアップされていたので参考までに貼っておく。
狭い教習所内では2速と3速中心で、制限速度40kmの直線だけは4速まで入れていたが、他の車も走っている路上では、5速、6速まで使って走ることになる。
これはあくまで私の感覚だが、シチュエーション別だとこんな感じのイメージ(路面状況や交通状況によって異なる)。
・発進、狭い交差点の右左折:2速
・低速走行、交差点の右左折:3速
・狭い道路、住宅地:4速
・広めの道路、50km制限:5速
・国道、長い直線道路など:6速
シフトアップはまだいいのだが、信号のある交差点などは早めにブレーキを踏んで速度を落とし、余裕を持ってシフトダウンしないと交差点直前で慌てるはめになってしまう。
それも、交差点の状況によって、3速のまま曲がるか2速で慎重にゆっくり曲がるかを選択する必要がある。
このあたりが実に難しい。
大型車は車体が長く内輪差、外輪差があるため、曲がった先の対向車線の車が停止線ギリギリまで来ている場合は物理的に曲がれないということも十分にあり得る。
というか、実際そういうシチュエーションに遭遇した。
しかも、曲がり始める前に車が停まっていれば曲がらない判断ができたが、車がいないのを確認して曲がり始めてから軽自動車が来て、停止線ギリギリのところに停車したのだ。
文章だと分かりづらいので、簡単に図式化してみた。
経験のあるドライバーの方ならギリギリを攻めて苦もなく通行できるのだろうが、まだ路上に慣れていない私はどこまで攻めていいか分からず、とにかく軽自動車にぶつかるわけにはいかないと思い、左後輪がやや脱輪してしまうはめになった。
この時は3速で曲がっていたが、道幅を考えるともっと減速して2速でゆっくり曲がり、不測の事態にも対応できるようにしなければならなかったようだ。
といっても、これはちょっとイレギュラーというか、教官曰く、後から来た軽自動車がギリギリまで前に出過ぎたことが一番の原因とのことだった。
このあたりの感覚は、普通車を運転する時、対向車線や交差点に大型車がいた時には十分注意しようと改めて感じた。
残りはあと2日(順調なら)
一生シャバには出れないと思ったこともあったが、第二段階は1日最大3時間の実技が認められている。
二段階は12時間、4日あればみきわめまでいくことができるので、順調に行けば火、水、木、金と3時間ずつ乗って、みきわめOKなら土曜日に卒業検定を受け、合格すればそこで合宿は終了。
路上は交差点などで致命的なミスがなければたぶん大丈夫だと思うが、問題は、教習所内で行う縦列駐車と方向転換だ。
縦列駐車はこんな感じ。
方向転換はこんな感じ。
いずれの課題も大型車特有の長さを意識しないとなかなか難しい。
特に、方向転換では後ろのポールにぶつけたらその場で試験中止になる。
一度、ギリギリまで攻めてみた結果がこんな感じ。
試験では後端とポールの幅が50cm以内に停めなければならないが、このギリギリ加減で18cmらしい。
この2つは一時間かけてじっくりやるらしい。
ちなみに、教官いわく教習生の中でも最初からなんとなくできてしまう人もいるらしく、どこで覚えたのと聞いたら、YouTubeを見てあらかじめ勉強してきたそうで。
私もこんなに苦労するなら、YouTubeを見ておけばよかったかなとも思ったが…いや、まだ遅くない。
今夜は縦列駐車と方向転換の夢を見るくらい、YouTubeで予習してみようかと思う。
合宿中のメシのお話
メシの話ばっかじゃん、と思うなかれ、私は食ったメシによって教習のパフォーマンスが大きく異なるのだ。
合宿中に支給されるメシ(ガストのお弁当)は基本写真を撮っているので、ちょっといくつかアップしてみることに。
これはトマトハンバーグと白身フライだろう。
これはめっちゃ片側に寄ってるけど、ネギトロ丼。
これは唐揚げ弁当。
これは…ミートソーススパゲティだろう。全然食欲がわかなかったのを覚えている。
あと、これもなかなかパンチが効いていた。ピザだ。
さすがに毎日こんな感じだとモチベーションも上がらないということなのか、夕食時はこれにプラス、カップ麺とお菓子ももらえる。
ただ、さすがにそんなにたくさん食えないので、レオパレスの部屋には多数のカップ麺とお菓子が積み上がる結果となっている。
これから合宿免許を取ろうという方は、支給される食事についてよく調べておくことをお勧めする。
教習所によってはビュッフェ形式だったり、ホテルのご飯が食べられたりというところもあるようだ。
ローカルメシの魅力再び
私が通う信州塩尻自動車学校の付近には、以前に紹介した食堂SSの他にも飲食店が多数あり、自腹を切りさえすれば食事に困ることはまずない。
以下は、食堂SSで食べたメニュー(1日で全部食べたわけではない、念のため)。
肉野菜炒め単品、520円。
この店は火の通し方が絶妙だ。
カニクリームコロッケ単品270円。
からりと揚がっており、中はトロトロの理想的な仕上がり。
もやし炒め単品240円。
ちょいちょいと細切れの肉が入っていてコスパ抜群。
味噌カツ単品620円。
このあたりは岐阜、愛知と木曽街道でつながっており、そちらの文化が入ってきているようだ。うまかった。
最後に名物、豚汁250円。
具だくさんで間違いのない逸品。
ちなみに左はチャーシュー1枚65円、価格破壊の一品。
しかも2枚頼んだら1枚おまけしてくれた。
名店、食堂SSと出会えたことが、この合宿での一番の思い出になることだろう。
最後にもう一回くらい食べにいかねば。
では、教習行ってきます。
また明日。
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