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大型免許合宿とリモートワーク、はたして共存できるのか!? DAY.13

この記事は…
 運転が苦手な文系ビジネスフリーランサーが、リモートワークをしながら合宿で大型免許取得に挑戦する日記です

結論から書くと…

修了検定に引き続き、卒検も落ちたっつーの!

修了検定と同じく、さんざん気をつけろと言われていた一発中止ってやつだよ。

俺といっしょに受けてた準中型の若者は当たり前のように合格してもう帰ってったし、俺だって帰る気満々で荷物もまとめて車に積んでたし、修了検定の不安な感じとは違い、けっこう自信があった。

まさか、一度も失敗したことのない後方間隔でやらかしてしまうとは、いったいどうなっているのか自分でもさっぱり分からん、

卒検落ちると補修を受け、翌日以降に再度検定を受け直さなければならない。
今日は土曜日、予約がかなり埋まっているようで、今日中に補修が受けられるか現段階では分からない状況。

修了検定の時もそうかもと思ったが、確信した。

こんなに試験に落ちて自分が落ちこぼれだなと自覚したのは、38年間生きてきた中で、この大型免許合宿がはじめて。間違いない。

こんな日記書くのも嫌だし、さっさと消えてなくなりたい気分だけど、それも含めて記録に残しておく。

最終段階、みきわめ

第一段階、第二段階ともに、検定の前に合格する技術があるかどうかを教習中に教官が"見極める"みきわめという項目がある。
いわばこれが教習の最終段階だ。

第一段階では修了検定までに補修が2時間あったが、第二段階はストレートでみきわめまでこれた。

ただ、みきわめを担当するのは、修了検定で不合格だった時に担当していたちょっと怖めの教官。

そして、外はあいにくの雨。

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また、走り自体はだいぶ慣れたが、81号車と85号車とのギアやクラッチ、ブレーキなどの差にやや不安がある。

みきわめは、第一段階で慣れていた81号車。

路上の走りは特に問題なく終了、その後は場内に戻り、縦列駐車と方向転換。

縦列駐車はいまいち感覚が掴めていなかったが、まあゆっくりやればなんとかなりそう。

方向転換は、後方間隔といってトラックの荷台最後方をポールから50cm以内に合わせて駐車するというのがセットだが、この日は3回やって3回ともピタリ50cm以内。

感覚でいけそうだが、もし攻めすぎてポールに当たると一発中止だよ、と言われていたので、なんとなく地面のひび割れを目印として覚えておくことにした。

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というわけで、緊張したもののみきわめも無事OK、土曜日はいよいよ卒業検定、というところまではいったのだが…。

落ちる時は落ちる

で、いよいよ卒検ね。

受かる気満々で写真まで撮る余裕あったからね。

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滑り出しはよかったのよ。

まず、天気がいいわけ。
もう記念写真だよ気分は。

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卒検のコースはどのコースも最初に教習所内で方向転換もしくは縦列駐車を行い、OKなら路上へ出ていく。

この日は右バックでの方向転換、きれいに真ん中に入り、あとは車の荷台が後ろのポールと50cm以内まで寄せれば、というところで最初の違和感。

ポールに当たると一発中止と言われていたので、昨日の感覚よりもやや遠目でストップ。

なお、試験中に写真を撮る余裕すらあった。これはちょっとやりすぎだ。

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しかし、検定員が測ったところ、もう少し、だそうで、1mほど前に出て再度バック。

ここでもうほんとのギリ、まで下げた、と思ったら、検定員に、

降りて確認してみて

と言われた。

結果、見事ポールに当たっていたのが自分の目で確認できた

今思えば、ここで「昨日はあんなにきれいに決まったんだから、ギリギリまで寄せてやろう」という妙なチャレンジ精神が生まれてしまったのが全ての原因である。

そもそも、

教習内で一度も失敗をしたことがない=ポールに当てた経験がない

ということだから、そもそもここまでいったらアウト、という感覚は持ち合わせていないということだ。

何も検定中にギリギリまで寄せるチャレンジをする必要などどこにもなかったわけだし、不安なら窓を開けて目印を確認すればよかったのだが、すっかり頭から抜け落ちていた。

卒業検定に落ちた原因は?

一応分析してみると、

1. 昨日の雨から今朝は一転快晴で、気分が高揚していた
2. いらんチャレンジ精神が出た
3. みきわめでうまくいったので感覚でいけると妙な自信がついた
4. 目印のことが頭から抜けていた
5. 試験中の写真撮影なども含め、この日記をいかにきれいなストーリーで締めるかといういらん考えがあった

まあ、5だね5。全ては5だよ。

誰かに読んでもらうために試験を受けていたら、そりゃうまくいかないわな…。
別に、「大型免許 卒検 落ちる」みたいなSEO対策で落ちてるわけじゃねーぞ。

みきわめをもらえるということは試験に合格するだけの技術は身についているということなわけで、やはりあとは精神的な問題という気がするなあ。

あと、歳ってのもあるかもしれないけど、そりゃもうどうしようもないね。

現在の精神状態

正直言って、最悪だね。

ポールに当てた直後は、もういっそ合宿なんか辞めて帰ろうと本気で思ったからね。
今やってる仕事には直接関係ないし、別に大型車乗りたいとかいうモチベーションもないし、ただ、なんかおもしろそうじゃん、くらいのノリで申し込んだからね。

特に、いっしょに検定を受けた準中型の検定車に同乗している時が最悪だった。
さすが若いだけあって、なんかこう、キビキビとした運転なわけだよ。
俺が意気揚々と走るはずだったコースだったはずなんだがなぁ。

まあ、大型車と準中型だとサイズも全然違うわけだけど、なんだかすごくみじめな気持ちになって、俺なんか、もう普通車も運転しない方がいいんじゃねーかとも思ったよ。

正直、まだ明日検定があるかどうかも分からないし、いつ帰れるかもまだ分からない。

きれいにしたレオパレスの薄っぺらいマットレスに、もう一度シーツを引き直さなければならないし、また同じようなガストの弁当を食べなければならないことも気が重い。

人生も折り返しだってのに、こんな屈辱的な気分を味わうとは思ってもいなかった。

と言っていても仕方ないので、とりあえず心を無にしてキャンセル待ちだな…。

明日が最後の日記になりますよう。

では、また明日。

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