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自分の意見を持とう!

今回は『自分の意見で生きていこう――「正解のない問題」に答えを出せる4つのステップ』について書いていこうと思います。
よろしくお願いいたします。

■本書のポイント

本書のポイントは3つあります。
・正解のある問題とない問題
・意見と反応の違い
・反応ではなく自分の意見を持つこと

■正解のある問題とない問題

まず世の中には2種類の問題が存在します。
正解のある問題と正解のない問題です。
正解のある問題とは算数の問題のように調べればわかることです。
逆に正解のない問題は個人で言えば転職すべきか、結婚すべきかなどで、どれにも正解はありません。
正解のない問題には「意見」が存在します。私の意見、あなたの意見というようにさまざまな人のさまざまな意見が存在します。
 
正解のある問題を解くには調べることが必要になりますが、正解のない問題を解くには自分の意見を持つ必要があり、そのためには自分の頭で考えることが必要になります。

■意見と反応の違い

世の中、重要なことに限って正解のない問題だったりします。
正解のない問題を解くには自分の意見を持つことが必要と書きましたが、著者は大半の人が自分の意見を持てていないと指摘します。
 
特に、SNS上でよく混同してしまいがちなのが意見と反応です。
結論、この2つの違いはポジションの有無の違いです。
意見は自分のポジションを明確にしている発言で、反応はポジションが明確になっていない批判や隅をつつくような発言です。

例えると転職か残留かという問題に対して、
・何言ってんだ、自分で考えろよ!
・どちらも大事で優劣つけるな!
というのが反応です。

「YESかNO」の質問に対して、どちらでもない発言は反応です。
確かにTwitterのコメントとかを見るとこういう反応が多いですね。

逆に、「転職がいい、この業界は衰退の傾向を示していて5年後は今の半分の市場規模となるから。」というポジションを明確にしている発言が意見となります。

■反応ではなく自分の意見を持つこと

反応ばかりして、自分の意見を言えない人というのは自分の頭で考えられない人と本書で紹介されています。
 
今後はさらに正解のない問題が仕事をはじめ生活の中に出てくるはずです。
自分の頭で考えられない人は騙そうと近づいてくる怪しい人に搾取される可能性もあります。
正解があるのかないのか、ないのであれば自分の頭で考え、自分の意見を持つことが大切です。 


今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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