見出し画像

執着は選択肢を奪っている

今回は『「もう傷つきたくない」あなたが執着を手放して「幸せ」になる本』について書いていこうと思います。
よろしくお願いいたします。

まず、悩みの多くは「執着」によるもので、執着が幸せになることを邪魔しています。
今回はその執着について紹介します。

 

■執着の悪影響

まず、執着と似たニュアンスとして「こだわり」という言葉がありますが、こだわりはそこに「喜び」があるのに対し、執着には「苦しみ」が伴います。

なぜ執着が苦しいのかというと、執着が選択肢を奪ってしまっているからです。
さらに、選択肢が奪われると絶好の機会を逃し、幸福感を失ってしまいます

選択肢が奪われると、それ以外のものが目に入りにくくなるものです。
せっかくの新しいチャンスが目の前に現れても、執着のせいで可能性をつぶしてしまうのです。

また、選択肢は1つと考えてしまい、唯一(と思っている)の選択を失わないことばかりにエネルギーを使ってしまいます
その結果、相手の気持ちや自分の価値観など本当に大事なものを考えられなくなってしまうのです。

 執着しているかどうか判断するのに「~なければならない」が有効です。
例えば、親(兄、姉など)としてこうでなければならない、持ち家でなければならない、などです。

 

■執着を手放すには?

様々な人、物を対象に執着をしているように見えますが、本当に執着しているのは人や物に映し出される「感情」です。

ですので、人や物を手放しても執着は解決しません。

感情には不安や怖れ、怒り、嫉妬、自己否定、現状維持などがあります。
人は過去の経験が今を作っているので、同じ事象でも各々異なる感情になります。
まずはそのパターン、心の癖を知ることが大切です。

そして、悩みの多くは自分の心の中にしか正解はありません。
家族や心理カウンセラーなど他人から正解を提示されても納得をしなければ執着は解けません。

「自分はほんとはどうしたいの?」、「どうなりたいの?」と問い自分で答えを見出すことが求められます。

その際はありのままの自分を受け止めて、納得する自分の答えを見つけることが大切です。

自分で見出した答えだからこそ、前進することができます。

 

今回はここまでです。

私はこうあるべきだと謎の理想像を思い描いて、自分に制限をかけていたなと実感することができました。
本当に大切なものは何かを自分で決めて、心の断捨離を少しずつやっていきたいです。

 最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?