武田信玄のリーダー術
こんにちは。
田中です。
世の中にはリーダーと呼ばれる人がたくさんいると思いますが、戦国時代における名だたる武将たちも一種のリーダーであると言えます。
その中でも人を育てる才覚のあった武将として取り上げられているのが「武田信玄」です。
武田信玄といえば甲斐の国(現在の山梨県)の武将で、上杉謙信との川中島の合戦が特に有名ですね。
また「風林火山」という、戦における心構えを掲げていたことでも広く知られているのではないでしょうか。
その他の略歴などに関しては以下のリンクを参照いただければと思います。
世間的に、戦の面で認知されていることが多い武田信玄ですが、こちらを見ると、実は自国の領土の開発や民政にも力を入れていたことがわかります。
そういった点も、現在の山梨県民に愛されている所以なのかもしれません。
そんな武田信玄は「最も可能性のある手持ちの資源は人間だ」と考えており、深い愛情を持って人を育てていたようです。
そのためにもまずは、その人がどういう性格でどういう可能性を持っているのかを見極めることを大事にしていました。
それは話の聞き方からでも読み取ることができるため、その人の理解度や性格を鋭い洞察力を使ってそこから汲み取っていたようです。
そして、それぞれに合わせた役割を与えることで適材適所に人員を配置する、という人材を活かす手腕を遺憾なく発揮していました。
加えて、すべてを指示してやらせるのではなく自分で考える場を提供することで、自発的に考えて発信していくようアシストすることも忘れませんでした。
そうすることで猪突猛進的にものごとを進めていた家臣が、行動する前に考える習慣がついて、最良の選択肢を選ぶことができるようになりました。
以上のように、リーダーとして人を育てていくためには、その人を理解すること、その人の成長の機会を提供すること、が大切になります。
これは短期的に叶うものではないため、長期的な目線で見守りながらフォローしていくことが必要となります。
簡単なことではありませんが、僕自身がいろいろなチャンスを頂いてきたように、後輩を育てていくときにはこういった点を大事にしたいと感じました。
そのためにもまずは自分自身を大きく成長させていきます。
田中智貴
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