気になるSNS分析ツールの話を聞いてきた Aigenic(アイジェニック)


ひと言でいうと、思いもよらない気付きを得ることができるツールでした!

セールスプロモーションを軸としたマーケティング施策企画実施をしているPXC様とInstagramに特化したツール開発を実施しているAIQ様とが共同で開発したツールだそうです(聞いた内容なので認識ずれていたらごめんなさい)。

6月24日に開催されたウェビナーで聞いたことです。

知りたかったことは2点
1.どんな分析ができるのか
2.分析結果をどのように活用する想定なのか


1.どんな分析ができるのか

分析結果として提供しているもの

1)ポジティブワード分析
ビックフレーズ :把握してないワードが出るなどギャップの発見
ホットフレーズ :ならではワード
トレンドフレーズ:新潮流でより企画のタネになるようなワード
2)投稿画像分析
利用シーン、利用のされ方
3)ハッシュタグ分析
ビックタグ 総合評価
ホットタグ 上昇率の高い
トレンドタグ
4)プロファイル分析
ユーザーの属性
年代
エリア
5)インフルエンサー分析
協力を仰げるインフルエンサー

ポジティブワード分析が提案時に柔軟に分析できるようになっていると使い勝手あるなと思いました。

事例:#どうぶつの森

どうぶつの森やっていないものの「なんか見えてきそうなツールだな」というのは伝わってきました。

■ポジティブワード分析
・ビックフレーズ
 どうぶつの森の一般的なイメージワード
・ホットフレーズ
 どうぶつの森ならではのほめられかた(レシピ、ガーデンなど)
・トレンドフレーズ
 新潮流でより企画のタネになるようなワード
 →ぐみ、レックスなど今後人気出てくるキャラクターのワードとか(一方ビックフレーズは「まる」などが出る)

アンケート調査と補完した活用にもおすすめ

博報堂プロダクツ横井様のプレゼンでは仮説をもって調査していました。「#鬼滅の刃」で調べたら「努力大事」とか「兄弟大事」「カラオケ盛り上がる」が抽出されるのでは?とコンテンツに関する結果を得られるという仮説でした。

実際はInstagramのハッシュタグでは「ひめ活」「入荷しました」などが上がってきており、コンテンツの周辺の盛り上がりに移行していることが分かったようです。

「ひめ活」は「悲鳴嶼行冥」という登場人物のイラストを描いてInstagramに「#ひめ活」として挙げて楽しんでいる人たちのハッシュタグのようです。(6/24(水)時点ではハッシュタグ件数120投稿)。

また、「#入荷しました」は分析した方は単行本のことかな?と思ったらしいですが、実際は鬼滅の刃のグッズ(マスクやキーホルダー)が入荷したお店がInstagramを通じてお客様に伝えている様子が多かったようです

これらのような思いもよらない気付きが得られるツールであることがわかりました。また、当初の仮説では鬼滅の刃に関するInstagram投稿で「カラオケ盛り上がる」などのテキストが入ってい来ると考えており、もしこのままアンケート調査をした際には、ズレが起こる可能性も考えられます。

既存の商品を今のトレンドにマッチさせてプロモーション企画するときのヒントとして活用していけそうです。

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