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#182読書から旅する(22)

しまった…先週はすっかり読書を忘れていた…

そして、今週はこちらの本を読んだ。

森田真生著 数学の贈り物

在野の数学者による、日常と哲学を交差させた優しいエッセイ集。池田晶子の晩年のエッセイ集「暮らしの哲学」に近い印象。
池田も数字/数学と哲学と宇宙の中に揺蕩い、ヒトの言葉で伝えることを使命としていたが、この作者はアカデミックな数学道を歩み、今は自由に数学を研究しているそうだが、やはりこの宇宙を揺蕩っているのだろう。

大人が教養を維持、育成するのに、優しく寄り添ってくれる一冊。

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