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求人業界9年目のわたしが思う楽しい仕事 #とは

復帰してしばらくした6月、とある会社の社長さんに取材させていただきました。
色々お話しする中で、出てきたフレーズ。

「まぁ、楽しく仕事できなきゃね」

すごく考えてしまいました。

そもそも仕事は楽しむべきか

「仕事は稼ぐための手段でしかない」と考える人もいるはずです。
感情を挟まずに、ただお金を得るための手法として考えるパターンですね。
私の夫は割とこれです。

確かにそれでもいいと思います。でも、これができる人は仕事以外に楽しみがある人限定ではないかと。

夫は家族とゲームと酒のために生きています。
かつて私に業界のイロハを教えてくれた先輩は、推しの舞台に貢ぐために働いていました。(毎週名古屋から東京や地方に行ってたからね…)

「生活のために働かないと」という意識があるなら、何かしら仕事に楽しみがないと厳しいのでは?と個人的に思います。

今まで色々な働く人に取材をして、思うわけです。

仕事が楽しい!と言える人の特徴

経営陣、いわゆる役員は仕事を楽しんできた結果なんですよね。仕事が娯楽で、仕事が人生。なのでここでは言及しません。

平社員~課長クラスくらいまでの方で仕事楽しいと話す方でも、細かく聞くと楽しいと思える箇所が全く違います。結構面白いですよ。

業務内容の一部が楽しい

1つ目は単純に仕事がハマっている人。業務全般が相性いい方って少なくて、業務内容の一部が好きだったり楽しみな人が実は多い。

新規開拓をゴリゴリする営業さんなら、受注できた瞬間が気持ちがよくて新規開拓を頑張っている、とか。
事務さんなら、突発的な仕事でイライラするけど全部片付いたらスカッとして楽しくなる、とか。
職人のように一人でモクモクと同じことをするのが瞑想みたいで好きって人もいました。

なんとなくここは好きじゃないけど、大好きな瞬間のためだけに頑張っているパターン、結構あるあるです。

今はなくなっちゃいましたが、私も締め切り前のバタバタを乗り越えた先の達成感は好きでした。

一緒に働く人の相性が抜群

2つ目はいわゆる職場環境ですね。のんびりした社風がぴったりとか、部署にいるメンバーが大好きとか。

本業弊社に入社するまで4社くらい経験している中途の方で、「拾ってくれたご恩もあるけど、会社のために何かしたいと思えるようになった」って話してた方がいるんですよね。

会社にいる人に愛着がわく、いわゆる就社のような意識を持つようになると職種が変わっても辞めないんですよね~。その会社の雰囲気が楽しくて好きなので。

自分の好きなようにできるから楽しい

3つ目は働き方。求人広告頻出フレーズである「裁量をもって仕事ができる」です。

要は好き勝手出来るから楽しいと思う人もいるんですね、成果さえ出れば。決まった順番にこなすほうが性に合う人もいれば、自由に動いた方がいい人もいる。

裁量という言葉を出すのは、この好き勝手出来るかどうかを表現するため。自分の思い通りに動いて、それで結果が出れば万々歳ですもんね。

ま、自分で組み立てて上手にいかなかったら自己責任なんですけど……。

じゃあ私はどうなんだろう

ここまでは私以外の視点の話をしました。私自身どう思ってるかと言えば、満天の笑顔で「楽しいです!」とは言いづらい。

まぁ、こんなこともありましたし↓

この狼狽から抜け出せておらず、元々地を這っていた会社への帰属意識はマイナスの数値で横ばいです。そりゃ求人も漁りますよ。

そうさせている一番の理由は、色々あった1年間のダメージから会社そのものが脱却できていないことだろう、と考えています。

渦中の人間からすれば、なんとなく楽になったと感じているのかもしれません。
でも、渦中から距離があった一部社員から言われた「傍から見ればやばいよね」という言葉の通りなのだと。

ダメージがあって、実害が出て、でも本気で立て直しているのか?
そこへの不信感がぬぐえていません。

あと、相性最悪な方が同職種にいまして…
その人が今後の弊社の手本になるのはちょっとなぁ…という不信感もあり…。

もっと声高に「楽しい!」といえるように

日本人という気質もあってか、楽しいより辛いが勝っても仕事を変えない傾向がまだまだ強いです。

でも、わたしはそんなことしないですよ?

本業弊社で性質別のストレスチェックなるものを導入していますが、「楽しい」という感覚重視の人間なのがわかっています。

だから、ずーっと楽しくない仕事をするわけにもいきません。

書くのは好き。だから、書く仕事でもっと大声で「めっちゃたのしーーーー!」と言える場所を探すだけです。

さて、一部書類選考で書類提出が必要なのでその準備をしますかね。

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