弾きたい曲のことⅠ

最近、シューベルトが気になっている。シューベルトとはもともとそんなに親しいわけではなくて、『楽興の時』を少しかじったことがあるくらい。そんな私が弾きたい曲が、即興曲変ト長調op.90-3。

この曲とはあるピアニストのYouTubeで出会った。こんなきれいな曲ってあるの?と思った。シューベルトが亡くなる前年に書かれたものだそうで、それを知って聴くからか、どこにでも行けそうな気さえしてしてしまう。純粋で、透明で、儚い。「昇天」とかそういう言葉がぴったりな、そんな印象。

さっきいつものようにSEKAI NO OWARIのラジオを聴いていた。テーマは「ドラマの主人公になれそうな選曲」。そこでSaoriちゃんがこの曲を紹介したのだ!そういう風にとらえることもできるのかとびっくりしたのと、わたしにとってタイムリーな曲が、日曜お昼の東京FMから聞こえてきて、すごくうれしかった。音楽ってそういう出会いがあるからやめられない。

今は一耳惚れした曲の譜読み中だから、欲張らないでその曲に集中するけれど、ほかにも弾きたい曲は山ほどあって、その曲たちとの出会いについてちまちま書いていこうかなあとおもっています。