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クリスマスの12日間、いかがでしたでしょうか。 今年はアドベントも、ずいぶん長くやって…
人間が何かと対して争うとき、旗印に好まれるは乙女である。 『民衆を導く自由の女神』、…
鳥というのは不思議なもので、殻から這い出してすぐにでも、囀る歌を知っている。 ヒトの…
あるところに貧しい土地がありました。 もちろん、元から資源に乏しい場所だったわけでは…
世に芸術は数あれど、その根底にあるものはひとつ、交流だ。 つまり、コミュニケーション…
わあ、久しぶり。元気元気、そっちは? そう、よかった。本当、規制規制でなかなかねえ。今…
7番目の元素は窒素、これの由来は窒息からきているらしい。 空気中にもっとも安定して存在するもの、しかしそれだけでは息ができず、生きられないもの。たぶんそれにヒントを得たんだね。それとも逆で、元素のほうが後からつけられた名前なのかもしれない。まあ、それは話に直接は関係しないんだが ある人気のない森の中、泉に七羽の白鳥がいた。 飛んでいったりせずにね。なぜかって、あの大きな水鳥が飛翔するに、滑走のための水面が足りないんだよ。だからどこへも行けず、いつもそこにいる。も
六羽のガチョウが巣に座り、それぞれ卵を抱いている。 アヒルじゃない、ガチョウだよ。似…
手を見なさい。 そう、五本指がある。両手をあわせれば十本だ。 でもこれは必ず、片手…
へえ、最近はそういう宿題があるんだねえ。 わたしの時は戦後体験を聞くって、じいちゃん…
三羽のフランスめんどりがいたそうだ。 最初は店にだよ。え? 家畜を売る店さ。子豚とか…
ある森に、キジバトの夫婦が住んでいました。 いいえ、街で見るような、汚れたあの鳩とは…
昔々ある山に、一本のなしの木があった。 それは山のほとんど頂点近くにあって、日当たり…
クリスマスの12日間は聖夜から公現祭、一月六日までの間に、恋人からの贈り物がひとつずつ増えていくのを、積み上げるイギリスのキャロルです。 例えば、12日目はこう。 ”クリスマスの12日目、恋人が私にくれたのは 12人の太鼓を叩く鼓手 11人の笛を鳴らす笛吹き 10人の飛び跳ねる貴族 9人の踊る貴婦人 8人の乳搾りする女中 7羽の泳ぐ白鳥 6羽の卵を抱くガチョウ 5つの金の指輪 4羽の鳴く鳥 3羽のフランスめんどり 2羽のキジバト そして1羽の梨の