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Suzume 「すずめの戸締まり」映画デート。

あれから12年。
3月11日土曜日、思いたって映画を見にデンパサールの映画館へ。

旦那を誘って行ったのだが、考えたら二人で映画を見るって
もしかしたら初めてかも。
いつも娘も一緒だったから。
映画館のふわふわシートに腰を下ろし、ワクワクしてる私に
「初めてだよね。二人で映画見るの。」って旦那が言う。
ちょっぴりうれしそう。

私は、映画が始まってからずうっとポップコーンをぽりぽり。
やっぱり映画はポップコーンがお約束。
なんかウィークエンド感いっぱいで楽しい。


この頃の映画館は本当にきれい。

見てわかったのだが、この映画
311の東日本大震災がストーリーの一部なんだな。
週末の1日を映画館のふかふかソファに座り
ポップコーンを頬張るということが
平和な幸せなことなんだなと感じる。

1月、2月の激務を終えてやっとフリーの身となった三月。
どっか旅でもと思っていたのに
諸事情で行けてなかったから、くすぶっていたんです。私。
遠くに行けばいいってもんじゃないな。って思いました。

翌日、仕事で友人夫婦と1日一緒だった旦那。
「昨日は、B ini(奥さん=私のこと)と映画見に行ったんだ。」と
話したらしい。
友人の奥さんが「あら、二人でデート。手とか握ったの?」
と冷やかされたらしい。(インドネシアの人って結構スキンシップを大切に
している人が多いです。)

「握ろうにも、トモコはずっとポップコーンの箱抱えてたよ。」
って言ったんだと。

「じゃあ、今度は手を握って映画見ようよ。」と言ったら
まんざらでもなさそうでした。

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