1/2 まったりお正月

 ひたすら、まったりお正月を過ごしている。

 年賀状、ずっと届いたのだけ返信したりメールやLINEでメッセージを返したりして、自分からの年賀状はずっと廃止していた。のだけれど、今年は毎年送ってくれる人には元旦に届くように自分から送ったし、元旦に届いた分で自分からは送っていなかった人には、きちんと年賀状で返そうと思って今日追加分の年賀状書きをした。印刷の年賀状だけれど、余白部分に書くちょっとしたメッセージの内容に結構悩む。近況報告するような報告も特になく。オリンピックについて触れてみたり。なんだかんだ『元気です』みたいなことを伝える当たり障りのないメッセージになってしまう。まぁ、元気にやっているのが伝わるのが大事か。

 学生時代の友達からの年賀状は、みんな頑張っててすごいなぁ、と思う。近況報告だと、自分の成長だけじゃなくて、自分のまわりだったり社会や未来のため、みたいな視点で動き出す人が増えてきた。アラフォーってそういうお年頃なのかな。自分は今のところ自分のためで精一杯だけれども。

 子供がいる友達の年賀状は、大抵子供たちの写真付きだ。友達によく似た小さな子供が、毎年少しずつ成長していく様子がなんだかこそばゆく、おもしろい。旦那さんと年賀状を見せ合って、「この子はお母さん似、この子はお父さんに似てる」なんて無責任に言うのもたのしい。あと、子供たち、「もうこんなに大きくなったのか!」とびっくりする。『他所のうちの子の成長は早い』ってよく聞くけれど、本当だ。ん? ってことは、自分のうちの子供の成長は遅く感じるってこと?

 実家から送られてきた黒豆が立派でびっくりした。大きくて、しわなし。黒豆×クリームチーズがおいしい、と聞いて試してみたかったのだけれど、そういうアレンジをするのに罪悪感を感じるくらいの立派さ。なんだか神々しさまである。いい豆なのか。調理技術なのか。なんなのか。母よ。

 数の子を食べようとしたら、12時間の塩抜きが必要なことが判明した。よく考えたら、そりゃそうだ。お正月1週間前から売っていた数の子が、そのままで日持ちするわけない。興味本位で塩抜き前の数の子を食べてみたら、ものすごくしょっぱかった。海の塩辛さを感じた。

 明日は義実家に行く予定。義実家、みんなとてもとてもよくしてくださるのだけれど、自分が人見知りなせいか、行くたびに前回どんな距離感だったかわからず、会ってしばらく、ぎこちない態度をとってしまう。結婚7年目、そろそろ慣れたい。

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