10/29 来年の手帳を買った

■10月の頭に、2019年の手帳を買った。2019年のだけど、今年の10月はじまりのもの。つまり、もうガンガンに使えるやつ。まだ開封してないのだけれども。
■毎年これくらいの時期になると、いろんな手帳が出てきて雑貨屋や文房具屋で手帳コーナーを眺めるのが楽しい。最近は著名な方がプロデュースした手帳が書店に並んでいて、そういう手帳の中身のコラムを試し読みしながら、「こういう文章が1年寄り添ってくれると、毎日が充実するだろうなぁ」「美意識が上がりそう!」「楽しく過ごせそう」なんて想像するのも気分があがる。
毎年、いろんな手帳を見比べながら、『来年のテーマ』を考える。どんな1年にしたいか。そこから、『来年のテーマカラー』を決めて、その色が表紙のメインカラーになっている手帳を選んできた。例えば、「今年は仕事でステップアップしたい。冷静に、落ち着いて仕事を積み上げる。だから、今年は眺めるだけで頭がクリアに冴えそうなロイヤルブルー」だとか、「今年は結婚する! 愛に溢れた1年にしたいから、恋愛運に強めに効きそうなフューシャピンク!」だとか、「友達と遊ぶ1年にする! とにかく楽しそうなイエローの表紙!」といった調子。
さて、来年はどうしようか、と思いながらLOFTの手帳コーナーを眺めていて。手帳自体は、デルフォニクスのロルバーンダイアリーにしよう、というのを先に決めてしまった。ロルバーンのノートの中身が好きなのだ。方眼だし、紙が少し厚めでしっかりしていて、薄黄色なのがいい。真っ白な紙の手帳は、なんだかページがまぶしくて苦手で、ちょっとグレーがかっていたり、漂泊していない生成りっぽい色の紙が落ち着く。あと、ロルバーンのノートはミシン目が入っていて、「ちょっと失敗したな~」と思ったページはきれいに切り離せるのもよい。ノート部分が多いのも、いろんなことを書き出したい(であろう)来年の1年にぴったり。
で、ロルバーンのダイアリーの表紙。きれいな空気を吸い込めそうな山のイラストやかわいいイノシシのイラスト、落ち着いた木目のテクスチャーやギラッギラに輝いて目立ちそうなホログラムなどなど、いろんな表紙があって大いに迷って悩んで。最終的に「こんな2019年にしたい」と選んだのは、優しい白地にシルバーの星柄の手帳。ロゴが赤い箔押しでかっこいい。込めた思いは、白地に『リセット』、シルバーの星に『自分の「好き」に向き合う』。後付けで無理やりこじつけた感がなくもないけど、でも、今年の自分の状況からつながるテーマとしては、とてもしっくりくる。
手帳、毎年正直そんなに上手には使いこなせていないのだけれど、わたしにとっては、まず『素敵な来年を想像するきっかけになるツール』なのだ。わくわくのもと。今月中に、明日か明後日には開封しよう。で、明るい未来に思いを馳せる時間をつくる。

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