4/26 『風邪を治す薬』とノーベル賞

 今日は、ちゃんと寒い、よね? 気温的に寒いのだと思っていたら風邪の予兆の悪寒だったという先日の勘違いにより、自分の体感温度が信じられなくなっている。今日は、上も下も重ね着したし、なんなら足首ウォーマーまでつけた。寒い。風邪は治ってきている、と思いたい。

 薬局で自分で買って家で自分の判断で飲む風邪薬っていうのは、あくまで『風邪の諸症状を抑える』ためのものであって、『風邪を治す』ものではない、という認識でいる。ということは、風邪の症状がつらくなければ、飲んでもあまり意味がない、というふうに考えているのだけれど、あっているのやらどうなのやら。とりあえず、昨日の外出前に飲んで以降、体調が完全に治ったわけではないけれど、風邪薬は飲まずに過ごしている。高校のとき、薬学部を目指していた友達が『風邪を治す薬は、まだ世の中にない。開発できたらノーベル賞もの』と教えてくれた。あれから20年弱が過ぎて。いまだに『風邪を治す薬』というのは、どうやらまだ世の中にない、らしい。症例が少ないマイナーな病気でもなく、風邪なんてみんな年がら年中ひいてて困ってるのに、それを治す薬がなかなか開発されないって、何がボトルネックなのかとかさっぱりわからないけれど、薬の開発って大変なんだな、と。ものすごい勢いでいろいろと進化しているように感じる世界の中で、きっと多くの人が切望しているであろう薬が20年経っても開発されない・できない、って、よっぽど難しいことなんだな、と。あのとき「わたしが風邪を治す薬を開発してノーベル賞獲るんだ~」と言っていたずらっぽい笑みを浮かべた友達も、今はすっかりお母さんの顔だ。

 免疫力を高めたいとか基礎代謝を上げたいとか冷え性を改善したいとか、健康に関する諸々の理由で平熱を上げたい。今朝体温を計ったら36.9℃で、『もうこれが平熱になればいい』と思ったのだけれど、さっき計ったら36.4℃まで下がっていた。多分これくらいが最近の平熱だと思われる。大学生の頃は平熱36℃もなかったので、それに比べたら大分ましになったけれど、希望としては、36℃台後半を目指していきたいところ。とはいえ、どうやったら上がるのかはよくわかっていない。あんまり冷たいものをとらないようには気をつけている。やっぱり筋肉をつけることなのかなぁ。……つらくない、運動嫌いでも楽しく続けられる筋肉がつく方法って、なんかないのか。そういうのの開発も数十年かかるのだろうか。

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