7/30 同じ世界の違う面

 昼間の外、暑い。日陰でも、暑い空気で煮えそうだと思うのに、日向なんて出た日には、焼けてしまう、と感じる。灼ける、じゃなくて、焼ける。むしろ溶ける? 今日はちょっとの距離だと思って日傘を置いて出たら、そのちょっとで首から上が汗だくになってしまった。夏の外出、いつ何時で日傘必携! と心に刻んだ。し、日傘、もっと世の中に浸透すればいいのに。日焼けを気にする女性だけでなく、男性も、子供も、老若男女問わずみんな日傘を試してみたらいいのに。この日射しのきつい中、一度日傘を使ってみたら、みんな虜になるはず。ちょうどひとり用の小さな日陰のもたらす恩恵は大きい。体感がどれだけ違うか、使ってみたらいいよ。……と、傘屋さんでもなんでもない、美白を頑張っているでもない地黒が、日傘について激推ししております。熱中症になる前に日傘!

 昨日は、友達と遊んできた。1年ぶり。友達の子供たちもいっしょだった。子供たちも1年ぶり。ちっちゃい子の1年分の成長ぶりに驚いた。去年は人見知りされて恥ずかしがられたのに、今年は最初から甘えてくれて構ってくれて、もうかわいいのなんのって。おじいちゃんおばあちゃんが、孫にどんどこ競い合うようにしておもちゃを買い与えたくなる気持ちがわかるってなもんだ。

 友達とその子供たちといっしょに街を歩いていると、自分ひとりや旦那さんといっしょに歩いているときには気づかなかった街の一面を知ることができた。デパートやファッションビルの中に未就学児の子供たちを思いっきり遊ばせることのできる入場有料な場所があること。小さな子供たちと保護者の人たちがゆっくり過ごせるフリースペースがあって、そこで水分補給したり休憩したりのんびりおしゃべりしたりして過ごすこと。どのお店の店員さんたちも小さい子供たちに優しくて、子供たちににっこり笑いかけてくれたり、ドアを開けておいてくれたり道の先を譲ってくれたりすること。

 そんな、優しい世界だと感じる部分もたくさんあったけれど、大変そうで、これが日常だと保護者は疲れるだろうな、と思うこともいっぱいあった。

 実際に体験してみないとわからないことだらけだ。

 子育ての話になったとき、友達は「子供は勝手に育つよ」と言ったけれど、それは、きっと(保護者がきちんと守っている中で)という括弧書きがくっついている、と思った。親や保護者、本当すごい。友達すごい。

 具体的にどうということではないけれど、街で見かける小さな子供や子供連れの大人に優しくありたい、せめて不安や恐怖を与える側にはなりたくない、と思った。

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