12/7 冬のフラペチーノはおいしいけれど寒い

 夕方から食料の買い出しに出かけた。

 車での移動中、旦那さんは車の運転に集中し、わたしはスマホを触っていた。あるタイミングで、そこまでふたりとも無口だったのに、急に同時に歌い出して笑ってしまった。「何で同じところで歌い出すのさ」と突っ込んだら、「そりゃサビだもん、歌うでしょ」と言われた。そうか、気が合い過ぎているのかと思ったけれど、どちらかというとふたりともが歌いたくなるサビの力が大きかったみたいだ。ちなみに、曲は小田和正の『言葉にできない』だった。♪ら~ら~ら、ららぁ~ら~、ことぉーばに~、できなぁい。最初の ♪ら~ら~ら、で下がっていって落ち着いて、次の ♪ららぁ~ら~、で上がるのが気持ちいい。

 今日車の中で歌った曲だと、槇原敬之の『遠く遠く』も好きだ。わたしはサビだけじゃなくてフルで歌ってしまう。歌いやすくて気持ちよくて、歌詞が少し切なくてさびしくて、でも元気づけられる。むかーしむかし、中学時代の先輩のライブに行ったとき、この曲を3拍子アレンジして女性ボーカルさんが歌っていて、それもまた原曲とは雰囲気が違ってかっこよくて素敵だった。あのアレンジ、また聴きたいなぁ。

 スタバの新作を飲んできた。『サンタブーツ チョコレート フラペチーノ』。新作の情報を見たときに、ポテチが入っているというのとクッキーでできたストローで飲むらしいというので気になっていた新作。ひとつ前の新作『ナッティ ホワイト モカ』と『ナッティ ホワイト チョコレート フラペチーノ』もまだ飲んでいないので気になっているのだけれど、それよりもクッキーストローを試してみたい気持ちが勝った。

 テイクアウトにしたら、クッキーストローとは別に普通のストローもくれた。クッキーストローの袋に、賞味期限やカロリー表示がしてあって、不思議な気持ちになりながら開封して、クッキーストローを取り出してフラペチーノに刺した。

 いざ実食。普通のストローと同じように口にくわえ……ストローが唇に触れた瞬間の違和感がすごかった。感情より先に唇が驚いた感じだった。違和感を感じつつ、吸ってみると、意外に普通に飲めた。チョコレート。甘い。……おいしい、けれど。おいしいよりも、冷たい。寒い。夏に飲みたかった。もう冬に冷たいものは厳しい体になってしまった。

 指先が凍えながらも飲んでいくと、ポテチのしょっぱさがきた。おもしろい。おもしろい、けれど、冷たい。最終的に、クッキーストローではポテチが吸えずに、最後にポテチがいっぱい残ってしまった。帰宅後にスプーンで取り出して食べた。スタバドリンクでしょっぱいの、新鮮でおもしろかった。クッキーは持ち帰りの途中で衝撃でふたつに割れてしまったけれど、最後に食べた。ストローまで食べちゃうのもなんだかおもしろ体験だった。

 冬はね、やっぱり無理せずあったかドリンクを飲もう、と決めた。次にスタバ行ったら『ナッティ ホワイト モカ』を飲むことにする。

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