11/25 セーラームーンを懐かしむ日

■旦那さんが、結構長いことモンストにハマっている。今は、セーラームーンとコラボ中だそうで、夜寝る前にスマホをいじりながら、「マーズうぅぅ!」だとか「クンツァイト」だとか、懐かしいキャラクター名を呟いてきたり、急に『ムーンライト伝説』を歌いだしたりする。
今日の昼間、旦那さんが、何気なく「セーラームーンってどんな話なの?」と聞いてきた。こちとら、アニメは見てないものの、バリッバリの原作世代。セーラームーン掲載誌の『なかよし』を買い始めたのは、セーラームーン第2話、セーラーマーキュリーこと天才少女・水野亜美ちゃんが仲間になる回が掲載されている号から(つまり、初回を除いてリアルタイムで原作を読んできた層!)。コミックスも(途中まで)揃えていた。1巻の表紙が、セーラームーンの決めポーズはかっこかわいいし背景のグラデーションの色が綺麗で大好きだった。そんな、初期セーラームーン世代のわたし、セーラームーン第一部のストーリーを旦那さんに懇切丁寧に説明した。話しているうちにどんどん思い出して、懐かしくなってきた。
わたしの説明を聞いた旦那さんの感想は。「戦隊ものみたいに、『悪いやつがやってきたー、やっつけろー!』『侵略してきたー、させるか!』みたいな話ではないのね、壮大な恋愛ものなのね」「『♪おなじく~ににー、うまれたーのっ』って、何を言っているんだと思っていたけど、そもそも違う星の人だったのね。そりゃ同じ星に生まれたらミラクルロマンスだわ」だそうな。ちゃんと伝わったらしく、そして興味を持って聞いてくれたのでよかった。
■セーラームーン、本当に大好きで、小さい頃はコンパクトやロッドなんかのアイテムのおもちゃに憧れていた。『なかよし』の応募者全員サービス(という名の通販よね、今思えば)の『時空のカギ』のネックレスは、こっそり学校に持っていくほど大切にしていた。買ってもらったセーラームーンの変身コンパクトのおもちゃは、中にクリアピンクの子ども用マニキュア(除光液なしでも剥がせた。たしか)が入っていて、中身が減るのがもったいなくて、とっておきのときじゃないと使えなかった。
そういえば、わりと最近、スーパーのお菓子売り場で旦那さん用のガンダムフィギュア付きお菓子を探しているときに、セーラームーンのミントケースがついている食玩を見つけて、あまりの懐かしさ・かわいさにひとつ買った。中身は三日月形のコンパクト、『幻の銀水晶』だった。子どもだったわたしには親にねだるしかなかったものを、自分で稼いだお金で手に入れられるようになった。レジを通りながら「大人になった……」としみじみ思った。

■セーラームーン熱が冷めず、翌日もセーラームーンのことを書いた。

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