5/24 大人ごっこ

夕飯を食べ終わって。「頭が痛い」と横になりにいった旦那さんを見送って。ぼんやり、からになった食器がのったテーブルと自分の足の指の爪を見比べながら、ふっと、「おままごとみたいな生活してるな」と思った。楽しんでいる、という意味でも、ごっこ遊びみたいだとかいう自虐でもなく。なんでそんなふうに思ったのかはよくわからない。

……で、なんでそう思ったのか、考えてみたのだけれど。「演じている」みたいなところがあるのだろうか。もういい年のアラフォーなのに、全然きちんと「大人」ができている気がしなくて。大人の生活をちゃんとやってるふり、みたいなのを「おままごと」みたい、だとか思ってしまったのかなぁ、と。

本当に。中身は大して大人になんかなれてない気がしている。年の数ばかり増えていって。見た目や体力の衰えっぷりは十分に大人になっているけれど。中身の「子供だな」と思う部分は、ほとんど変わらないまま、そのまま残っている気がする。

大人ってなんだ、とも思うけれど。

「大人」は、もうちょっといろいろに対して余裕や優しさがあるんじゃないかと思っていた。けれど、正直、わたしはまだまだ自分のことばっかりだな、とか。

明後日から、どうやらまた生活リズムが変わるみたいだ。非常事態な今の生活が、もともとひきこもり気質なわたしには合っていたなぁ、と。もうじき、早起きして満員電車で通勤する日々に戻るのかと想像すると、ちょっと憂鬱になってきている日曜日の夜。日常が戻ってきそうなのは、いいこと、なんだけどねぇ。

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