と‥もだち‥?
私はずっと友達が欲しかった。
一番欲しいのは
最も愛した母がいない今、友達。
いや、母が生きていた頃からずっと友達が欲しかった。
しかし幼稚園、小学校、中学校、高校、大学と通い
結果的にすべて違う学校へ通ったのに関わらず
私には学生時代の友達がほぼいない。
学校だけがすべてではないのは
大人になった今、分かるには分かるが
やはり出来ることなら
学生時代の友達とは長く付き合うのが理想である。
私は半ば人間不信のようなものなので
仕事以外ではどこの場に行っても
決して人とは話さない。
なので推し活をしても推し友ができることもない。
しかし、先日
叔父とエスムラルダさんのひとり芝居を観に行ったときに
叔父がトイレへ行っていた際
他のファンの方から声をかけられた。
「八方不美人で誰が好き?」
話しかけられたことに戸惑いながら
「箱推しですかね」と答え、
そして何人かでこの前のライブについて話したりした。
それがちょっと楽しかった。
そして打ち上げで、1人の女性と仲良くなり
色々話して
なんと!
数億年ぶりにfacebookで友達が増えたのである!!
これは天変地異かってくらい私には衝撃的な出来事である。
拡声器で「わたし、友達できたんです」と街宣車に乗って
東京中に自慢したいくらい。
歳は離れているが
お互い介護経験があるので、そんな話をしたり
とても楽しかった。
あとは他の方ともNetflixのボーイフレンドについて話したり。
誰かとこういうことがしたかったんだよなぁって
嬉しくなってしまった。
「もう人となんか出会いたくない」
「どうせ友達なんかできない」
「むしろ母校との件が終わったら同級生とは縁を切るし」
とやさぐれていた私だが