X'mas前の12月14日は、リハビリ部門リーダーのためのフォーラム開催
皆さん、こんにちは。一般社団法人Medicare Management協会(以下、MCM)の三好です。今日は、皆さんに特別なお誘いをしようと思い、この文章を書いています。
もう、ご存じの方もおられると思いますが、私たちMCMのメンバーは昨年、「医療機関・介護施設のリハビリ部門管理者向けの実践テキスト(ロギカ書房)」を出版し、おかげさまでかなりの反響をいただきました。
また、本書を教科書にし、全国各地で開催したセミナーはどこも大いに盛り上がり、参加後、本書の内容を実践に移したところ、成果が上がった事例が頻発しております。
特に、本書は、リーダー層のみならず、20代の「これからリーダーになりたい層」も多くご購読いただいたようです。
それは、おそらく、リハビリ業界の公式、非公式の場で語られるようになった「給与が上がらない説」が定着しつつあるからだと思います。すでに、多くの医療機関、介護施設では、年功序列制度が形骸化し、毎年の昇給もないところや、あってもわずかという話も当たり前のようになってきました。
実際に、財務省財政制度分科会発表の資料(平成29年10月25日、社会保障について② 各論)からも明らかなように、この20年で他の医療職の給与水準は上がっているものの、理学療法士、作業療法士はほぼ横ばいないし、下がっているという状況です。
一方、このような状況下でも、きちんと給与を上げているリハビリ職の方も多くおられます。実際、日下隆一(2013)、『理学療法士・作業療法士の給与総額とその規定要因について』、佛教大学保健医療論集、第7号、51-59頁。では、35歳を契機に、給与の幅が、10万円未満から一気に40万円まで広がります。
では、「給与が上がった人たち」と「給与が上がらなかった人たち」は何が違ったのでしょうか?
ごく、単純に考えれば、真っ先に思いつくのは1つです。
職場で出世したかどうか
徐々に上がるなら、昇給が考えられますが、一気に上がる場合、考えられるのは「基本給」ではなく「手当」でしょう。そして、何の手当かというと「役職手当」である可能性は十分に考えられるところです。
では、さらに、どうすれば、出世できるのでしょうか?それは、
管理職になるための知識やスキルを持っているか
リハビリ職として、リハビリの知識やスキルを身につけることは、当然です。しかし、法人の職員として、職場の先輩として、そして、一人のビジネスパーソンとして、30歳から求められるのは、リハビリの知識やスキルだけではなく、
診療報酬制度などの外部環境の知識
リーダーシップ
フォロワーシップ
コミュニケーション能力
指導力
といったものなのです。
これらは、もちろん、管理職になったあとでも知識やスキルを高める必要はあるのですが、その前提として、
まずは、出世し管理職にならなければ、給与は上がらない
そして、管理職になった後も、高いパフォーマンスが求められる
ということなのです。
そこで、皆さんにお誘いです。
令和初のクリスマスを前、12月14日に、
「リハビリ職のためのリーダーシップ・マネジメントフォーラム」
を開催します!
https://www.hms-seminar.com/seminar/
第1部は、医療法人にてリハビリ部門やそれ以外の部門もマネジメントする木村圭祐先生がご登壇されます。ここでは、医療機関ならではの組織マネジメントについての講義と私三好との対談を行います。
第2部は、元老健施設長で、現在は多方面に活躍されている鯨岡栄一郎先生がご登壇されます。ここでは、介護施設ならではの組織マネジメントについての講義と未だ現役でサ高住の施設長をしている細川副代表との対談を行います。
第3部は、4人の講師陣でディスカッションと会場の皆さんからの質疑応答を行います。
最後に、先日講師4人でミーティングをしてくなかで、本フォーラムの方向性が見えてきました。おじさん講師4人の行きついた方向性は、
「ハートウォーミング」
ぜひ、皆さんの、「心のスイッチ」に火をともすそんなイベントになればと期待しています。
では、皆さんの心のもやもやが晴れますように。
12月14日(土)13時~17時
「ABC貸会議室」
名古屋市中村区椿町16-23 名駅ABCビル
当日受付:6,500円
事前申込:6,000円
事前団体申込(2名以上):5,000円
*事前(団体)申込は11月30日まで
https://medicare-management.com/forum
P.S 涙もろい方は、ハンカチを忘れずに(笑)
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