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成長と一歩前にでる勇気

 暇なのでもう短い記事をもうひとつこっそり書き残しておく。「教えてもらえないから成長できない」という言葉をよく耳にしますが、これは誤りだと思っています。(自分も昔はそう思っていた) そもそも「良い師」に巡り合えること自体、確率的に低いことなので、そんな不確実なことに期待なんかしないほうがよいでしょう。確実に簡単に成長する方法は、場の流れを読みつつ、ここぞというタイミングで手を上げて一歩前にでる勇気のみです。

 プロジェクトに深く関わってみたり、積極的に話し合って要件をまとめたり、幅広くいろいろなことに携わり、プロジェクトのゴールに関与する。私はそのことを「ハンドルを握る」と言っています。ハンドルを握った経験は、すべてが成長にもなりますし、職務経歴に胸を張って書くことができます。面接であれこれ聞かれても内情を良く知っているので様々な返答ができるでしょう。(合否は別として)

 逆に教えられている間は、ただ受け身でやっているだけになります。勉強にはなるかもしれませんが経験にはなりません。知識は増えているかもしれませんが、その知識を自分なりに活かして主体的に仕事ができない状態です。成長したいなら何かしら主体的にならなければならず、そのためにはハンドルを握る勇気が必要になります。

とはいえ入社してそうそうハンドルを握ったり、身勝手に主体性を発揮するのも問題なので、先に述べたように「場の流れを読みつつ」が重用になります。

自分も気が付くのにかなり時間をようしたのであまり偉そうなことは言えませんが、手を上げるタイミングへの気づきと、そのときが来たら一歩前に出てハンドルを握る勇気を忘れずに。

これは自戒でもあります。

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