ヤミイチ執筆中

今、一番おもしろい演劇をやる!

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そういう思いでこの困難な情勢のなか、2月末の演劇祭公演の準備をしております。

今回の公演は、第32回下北沢演劇祭の参加作品でもありまして。公演のガイドラインや開催の有無に関しては演劇祭の事務局と相談をしながら進めております。

そして演劇祭の進められているのは劇場のガイドラインを作成している小劇場協議会の主催でもある本多グループさんであり、後援には世田谷区も参加してくださっておりますので、しっかりとお客様に安心して観て頂ける環境作りは、現状で出来うる限りを努められる環境ではあると思います。

そして、我々もガイドライン以上に繊細に細心の注意をして準備を進めていきます。

なので、19日のチケット発売はどうか安心してご予約して頂ければと思います!ちなみに考えたくはないですが、万が一中止や延期になった場合は勿論ちゃんとご返金の手続きを速やかに出来るよう準備をしておりますのでご安心下さい。

さてさて、お話の方ですが、

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そんな「今」や「コロナ前」、そして「半年後くらい」のコロナが落ち着いてきている(←願望ですね)であろう時代背景のお話です。広い意味での「今」のお話です。

フライヤーにも書いてあるとおり、ネット上で闇を抱えた人達が語り合い、オフ会的に集まるようになって、そこで起こるトラブルを描いた群像劇です。

昨年の秋から暮れがそうであったように、感染状況が落ち着くと人と会いたくなる流れというのは止められないだろうと思いますし、この期間に鬱屈した思いを抱えた人や、SNS上の交流やオンラインサロンへの参加も一般的になりつつあると思います。

そこでの人間模様というのは、まだまだドラマや映画も含めてまだあまり描かれていないように思います。

演劇でそれを表現し描くというのは、今回僕的にかなり挑戦です。

そして今困っているのは、世の中にあまりそういう作品がないので参考になるものがない事で。

皆さんに自信を持って言えるのは、

観たことない演劇が観られるよ!

という事です。

ストーリーの主軸にいる人物はいますが、あくまで群像劇で。僕が想像した架空のサイト「ヤミイチ」の行く末を描いているので、登場人物それぞれにスポットが当たり、それぞれの人物にバックボーンがあります。

作者として気をつけているのが、各登場人物を物語上で深掘りしすぎない事です。

プロット(←脚本を書く前に書くあらすじのようなもの)では、各登場人物の事を細かく書いており、登場人物の数だけドラマを作れるなぁ~連ドラで出来ないかなぁ~と思ったくらいですから。

で、脚本ではそれをあえて描きすぎず。ある箇所に関しては更に深く描くようにしています。

だから、きっと見やすく楽しめる作品になるんじゃないかな。そして、一人一人に注目して見始めたら十回楽しめるんじゃないかなと思っています。公演は8回しかありませんが(笑)

そして、これから顔合わせなのですが、役者さんは演じがいがあると思います。それぞれが劇中で語られていない部分をどう表現して匂わしていくのかをお客様に観て頂きたいです。

今回は喋り方などで見せるキャラクターではなく、それぞれの状況やバックボーンによってキャラが浮き彫りになっていけば良いなと思っております。

それって、僕自身の経験からも演じる側はめちゃくちゃ難しい!

でも、今回はそれを任せたくなるようなワクワクする役者さんが集まって下さったので、今から稽古が楽しみです♪

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でもって、今まだ書いてる途中ですので。もっともっとスゴい事になるなぁ~とワクワクしながら、このブログを終えさせて頂きます。

小さな劇場での公演です。ソーシャルディスタンスもとっているので前方の席がお勧めです!是非とも役者さんの視線や吐息まで感じて楽しんで頂ければと思っています。1月19日(水)の20時~こりっちで振込みチケットの予約開始です。是非ともお早めに!!

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