チャウジン(TMI.FM)

韓国の音楽評論家チャウジンが運営するTomorrow of Music Industr…

チャウジン(TMI.FM)

韓国の音楽評論家チャウジンが運営するTomorrow of Music Industry(TMI.FM)です。私は25年以上韓国で音楽評論家として活動し、K-POP、ファンダム、音楽ビジネスに関するコンテンツを制作しています。

最近の記事

BLACKPINK リサ『ROCKSTAR』は彼女の宣言だ。そして今、「K」と「POP」の関係を再定義する。

「リサ、日本語を教えてくれる?」 すでに一部で話題になっているように、BLACKPINK リサの最新ソロ曲『ROCKSTAR』には「リサ、日本語を教えてくれる?」 「私は"ハイ、ハイ"と言った」という歌詞が出てくる。 曲が始まって15秒以内に登場する歌詞で、2分40秒の長さのうち4回も繰り返されるコーラスラインだ。 私はこの歌詞こそ『ROCKSTAR』の核心だと思う。 タイ語の「ให้」の発音は「ハイ」だ。 「(物を)与える」「~してあげる」という意味だ。 日本語の「は

    • FODの最新K-POPドキュメンタリーをご覧になりましたか?

      こんにちは、韓国音楽評論家のチャウジンです。私は1年前に韓国でK-POPに関するドキュメンタリーを作りました。タイトルは「K-POPジェネレーション」です。最近、日本のフジテレビのFODで日本の皆さんがこの作品を見ることができるようになったと聞きました。 よろしくお願いします。 一生懸命作りましたので、ぜひ見ていただければと思います。 (本当に)レビューも楽しみにしています。もちろん、レビューを残さなくても仕方ないのですが、それでも正直ポジティブな反応を期待しています。笑)

      • このままだとK-POPは危ない。ミン・ヒジン事件で明らかになったリスク

        ADORのミン·ヒジン代表の記者会見が韓国全国民の関心事となり、記者会見で言及された内容も話題になりました。 中でもランダムフォトカード(アルバムに特典フォトがランダムに同封されており、リピート購入を促す施策)、レコード押し出し(発売一週間の初動販売量を膨らませるために流通会社や海外子会社へ大量注文を入れる不当行為)、ファンサイン会などに対する指摘はファンコミュニティにおいて大きな共感を得ました。 ファンだけでなく、業界内にもこうした問題を深刻に考えている人がいます。 しか

        • 2022年以降のK-POPガールズ・グループはどう違うのか?第4世代グループの特徴と強さに迫る。

          こんにちは。韓国出身の音楽評論家チャ・ウジンです。韓国の音楽とメディア業界について20年以上書いています。2023年には『K-POPジェネレーション』という8部構成のドキュメンタリーを制作し、『心のビジネス』という本を書きました。 そして、現在はこの『Tomorrow of the Music Industry』というニュースレターを発行しています。今後、K-POPに関する記事をここでたくさん書いていきます。お楽しみに!   0.ガールズ・グループの台頭:2022年以降は何

        BLACKPINK リサ『ROCKSTAR』は彼女の宣言だ。そして今、「K」と「POP」の関係を再定義する。

          HYBEとUMGが独占契約。その関係は今後どうなるのか?

          昨日、HYBEとユニバーサルミュージックグループ(UMG)の10年独占契約に関するニュースがありました。そして、このニュースが出た直後、ミュージックビジネスワールドワイドにはWEVERSEのチェ・ジュンウォンCEOのインタビューが掲載されました。このニュースに対する考えをまとめてみました。 1. HYBEとUMGが10年契約締結 UMG Strikes New Distribution Deal with HYBE. 両社の契約は2017年、BTSの日本国内での流通権をU

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          音楽業界の人はどこに集まるのか?

          音楽業界の人はどこに集まるのか? [TMI.FMタウンホールミーティング]スケッチ 質問で始まり、質問で終わる会

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