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過去と未来と

川崎にあるグランピングBBQ場で副店長を務めている浅井です。就活の足音が遠くに聞こえるなーくらいに思ってたら、気づけば隣から聞こえてきて#まじかとなっています。

就活と言えば、「弊社を志望した理由を教えて下さい」「弊社でやりたいことを教えて下さい」みたいな質問を必ずどこかで耳にします。

これを聞かれた僕は、まずその会社が今やっている事業を調べます。そして、自分がその事業にどうやって参加するか、どう貢献するか、そこで何をしたいかを書きます。自分で言うのもあれですが全然おもんないです。

でも、会社からしたら、今できてる事業に参加したいと思ってるだけのひよっこ若造なんて要らないですよね。だって今の会社のメンバーで運営できてるわけで、そこに大したプラスアルファも持たない新人を入れてもそれは現状維持(か後退)でしかありません。というか、参加するだけならインターンと同じです。

じゃあどういう人を獲りたいか?

僕はずばり、

・創業時からの意志を引き継ぎながら、今の会社を次世代に繋げていける人材
・ステップアップさせられる人材

だと考えます。


今日、BBQ店のオーナーからこんな話を聞きました。

本田宗一郎は、自分のお母さんが楽に買い物に行けるように自転車にエンジンをつけた。
それが近所に広まり、2台目、3台目、4台目…と増設していって、一人では賄いきれなくなり仲間を集めて会社となった。
それが今の“ホンダ”である。

だいぶ端折ってますし、勘違いしてる部分はあるかもしれません。その時の話題の本質とは違ったのですが、この話を聞いたとき、そういう創業裏話みたいなのを聞くとホンダの今の事業に縛られずに自分がやりたいと思うこと、成し遂げたいと考える青写真が浮かんでくるような気がしました。

会社のビジョン、創業者の原体験に思いを馳せ、その根底を踏まえたときに自分はどんな夢を持てるのか。

なんのこっちゃという感じですが、これが「創業時からの意志を引き継ぎながら、今の会社を次世代に繋げていける人材」になるヒントなんじゃないのかなーと思ったわけです。


ES!今の会社がやってること!今自分がやってること!

みたいに、”現在”に縛られた考え方では、到底欲しいと思われる人材にはなれなさそうです。過去を知って未来を考えてみます。


書く力が大事なのはもちろんとして、小手先のテクニックじゃなくて心の底から溢れ出る想いを伝えて、共感してくれた会社に入りたいなと思いました。


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