著者になると、死ぬほどAmazon予約をして欲しくなる。#勝てるデザイン

デザイナーの前田高志といいます。

チュンチュン…（朝5時）

大事な朝を迎えました。

著者として…

本日（2月26日金）19時からAmazon予約が開始されるのです。今までなかったデザインの本です。

いつもTwitterでみてきた誰かの「Amazonランキング1位を目指す！」あれです。知り合いの本なら「おお、がんばれ〜！売れたらいいね」という気持ちになり、本をチラ見して「あ、ちょっと欲しいかも」と今度買おうと、そのまま忘れてしまう。

今回、著者になりました。

著者になってみて。この気持ちでいっぱいです。これ以外ないです。

「早めにAmazon予約して欲しい」「早めにAmazon予約して欲しい」「早めにAmazon予約して欲しい」「早めにAmazon予約して欲しい」「早めにAmazon予約して欲しい」「早めにAmazon予約して欲しい」「早めにAmazon予約して欲しい」「早めにAmazon予約して欲しい」……ということです。

そうか、当事者になるとこんなにもAmazon予約をして欲しくなるのか！

だから、もう僕は初版限定でオリジナルフォント（商業利用可）をつけることにしました。読みたい読みたくない関係なく、予約しないと損した気分になっちゃう作戦です。

プレゼン資料とか企画書の見出しとかで使ってください。良い企画をしてこのフォント使えば勝てます。このフォントは、僕の会社NASUのロゴタイプで使われている完全にオリジナルなフォントです。今後販売もしません。

本の話に戻りますね。

僕の本は『勝てるデザイン』といいます。（これ、売れなかったら「勝ててないじゃん」って言われるんだろうか）出版社は幻冬舎です。デザインの本が幻冬舎から出版！？客観的に見ると、よくデザイン本の企画が通ったなと思います。

でも僕は自信満々でした。もともとこの本の企画のコンセプトは「誰も書かないデザインの本」でした。

任天堂を退社し、コネもツテもほとんどなかった僕は「書くこと」に力を入れました。ブログです。自分が持っているものはすべて出すと決めて書いてきました。ブログに反応があり手応えを感じてたので、この本の企画は「イケる」と思っていました。特に「なんで誰もこれ書かないの？」と書いたことが反応が良かったんです。

トップクリエイターはあえて書く必要がないし、そもそもそんなこと書くまでもないのかもしれない。初心者向けにはハードル高い。世にはデザイン書って「間」の本がほとんどない。

僕は20代のころ、デザインがもっと上手くなりたい一心でいろんなデザイン書を読んだ、それこそ書店のデザインコーナーの端から端まで。でも、今みたいにデザイナーの考えが赤裸々に読めるブログも本もほとんどなかった。今はnoteでデザイナーが「書くこと」が増えてきた。「間」の本が出てくるんじゃないかと期待していた。だけど、なかなかでてこない。

なので、僕が先陣を切ります。

『勝てるデザイン』のもくじは最終こうなりました。

「デザインは文字が9割」「ダサいデザインはなぜ生まれるのか？」とか読んでみたくなりません？（19時からAmazonポチッ）

「それはデザイン案ではない」もおすすめです。

「なんで誰も書かないの？」「なんで書いてくれないの？」という僕の観点で書いたデザインの本になりました。

僕は新卒で任天堂に入社し、15年プロモーションのデザイナーをやっていました。その後、NASUというデザイン会社の代表であり、前田デザイン室というクリエイター集団の代表をやっています。

前田デザイン室は300人以上、所さんの世田谷ベースでプロダクトが紹介されました。しかも、2週連続。しかも、明日再放送らしい（神風）。

僕がデザインしたロゴや名刺がきっかけで、RADIOBOOK株式会社さんが、F1のスクーデリア・フェラーリとパートナーシップ契約を結んだり。

最近のデザインだと、1分間最強の男を決める「Breaking Down」朝倉未来さんの新しい格闘技のグラフィックや、田端信太郎さんの田端大学のロゴをデザインしました。

「勝てる」ってどういうことだと思いますか？

僕はこう定義しています。問題解決とは違う、もうひとつのデザインの価値です。

グラフィックデザインが問題解決という認知が広まるにつれて、「前田さんのデザインって問題解決だけじゃないですよね？」と言われるようになった。

この本はいわば僕のお宝。今回この本を作る上で、これが明確になったことは僕にとって一番収穫で宝だからです。幻冬舎・片野さん、編集アシスタントの浜田さんには１年間も僕の本に注力してくれて本当に感謝しかない。

僕が20代の頃に読みたかった本を書きました。

それが『勝てるデザイン』です。僕みたいにデザインに魅せられて、学びたいという人が今デザイナーになったり、勉強している人。あがいて、もがいているその人に届けていきたい。

デザインをがんばっている人、デザインが好きな人のための本です。

たくさんの人に届けたい。だから、本は初速が命なんです。

「早めにAmazon予約して欲しい」「早めにAmazon予約して欲しい」「早めにAmazon予約して欲しい」「早めにAmazon予約して欲しい」「早めにAmazon予約して欲しい」「早めにAmazon予約して欲しい」「早めにAmazon予約して欲しい」「早めにAmazon予約して欲しい」……ということです。

　
あらためて。

デザイナー前田高志、著者になります。

『勝てるデザイン』（幻冬舎）を出版します。3月17日が発売日。本日2月26日の19時からAmazon予約が開始されます。

自信を持っておすすめします。

ポチッ！

勝てるデザイン

（追伸）僕もグラフィックデザイナーの神々たちを追いかけます。

石岡瑛子展、佐藤可士和展、前田高志:著『勝てるデザイン』2021年は空前のデザインムーブメント。

— 前田高志（NASU代表） (@DESIGN_NASU) February 25, 2021