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欧州一人旅④ [ドイツ編🇩🇪]

1ユーロ=164.5円の破壊力

この欧州一人旅の最終目的地はドイツのミュンヘン。
ミュンヘンを選んだ理由
 ・プラハから高速バスで5時間というアクセスの良さ
 ・ノイシュバンシュタイン城観光
 ・ビール、ソーセージ、プレッツェルを堪能したい
 ・RIMOWA購入

以上の理由からミュンヘンに訪れた。

これまで訪れた場所の中で1番、イケメンと美女が多かった気がする。

〈1日目〉

ビールとソーセージと英語力

昼過ぎにミュンヘンに到着した。3泊する予定だが、ホテルが他の国よりも高かったため、1泊だけゲストハウス、あとの2泊はホテルにした。(どちらもミュンヘン中央駅から徒歩5分ほど)

4年前に米国・欧州を旅行した時は、全日ゲストハウスに泊まった。何だかこの感じ懐かしいなと思いながら、受付を済ませて部屋に向かった。

部屋は3名用でシャワー・トイレは共用。(1,000円だけ課金して10人部屋は避けた)
既に一人入っており、30分ほど世間話をした。

ゲストハウスの様子

彼はスイス出身でスイスの証券会社でアナリストをしているらしい。最近転職をしたらしく、合間の休暇で2カ月ヨーロッパを回っているとのこと。温厚で感じのいい人だったが、洗濯が7ユーロもすることにブチ切れていた。(笑)

言語についても話をした。スイスは地域によってドイツ語・フランス語・イタリア語(その他)を話す人がいて、基本的にみんな英語も通じる。彼もこの4か国語なら理解できるし、話せるよとサラッと言っていた(かっこいい笑)
同時に語学学習のモチベーションが上がった瞬間でもあった。

嬉しいこともあった。英語について、実はこの5月から勉強を本格的に始めたと言ったときに、
「うそだろ?全然俺と英語でコミュニケーション取れてるし何の問題もないじゃないか」と言われた。
正直最近英語力の伸び悩みを感じていたため、嬉しかった。

日本人特有のかっこいい発音で、完璧な文法じゃないとだめという固定概念にとらわれていたのかもしれない。まだまだ詰まることばかりだが、自信を持っていこうと思った瞬間でもあった。


その後は宿の近くを散策した。あいにく天気が悪かったので、雨宿りがてらレストランに行き、さっぱりとした白ビールとジューシーでちょうどいい塩味のソーセージを食らった(笑)

写真映りは良くないが、うまい。


外を出ると綺麗な虹がかかっていた。ダブルレインボーなんて小学生ぶりに見るので、テンション爆上がりした。

ふと空を見上げると虹が
Mr.childrenのヒカリノアトリエを思い出した


〈2日目〉

朝カフェって最高だよね

朝は早起きをしてホテルに移動した。荷物を預け、カフェへ向かった。
もしミュンヘンに行く機会があれば、ぜひ訪れてほしい。私はホテルから徒歩1分ということもあり、3日間連続で行った(笑)

Cafe & Bäckerei Mauerer - Schillerstraße

爆イケのドイツ人店員が音楽流して接客しており、雰囲気の良い店だった。
(もちろんパンとコーヒーも美味しい。)

店内の様子。
パンめっちゃうまい。


今日ノイシュバンシュタイン城に行く予定だったが、ストライキが起きて鉄道が止まっていたため、市内観光に切り替えた。

念願のRIMOWA購入なるか

実は5,6年前からRIMOWAのスーツケースを買いたいと思っていたが、なかなか手を出せずにいた。

会社事情や定価改定、円安の影響で当時よりも2倍近くの価格になってしまった。

今は円安だし買うべきではないと思ったが、ミュンヘンに来た思い出として(と自分に言い聞かせて)購入を決意した。また詳しくは別記事で投稿しようと思う。

BMW博物館

特にBMWを所持してるわけでもないが、近くにあったので行ってみた。そこそこ入場料取られたが、あまり車に詳しくない私でも楽しめた。
BMWの歴史や歴代の車、エンブレム、エンジンなどが展示されており、車好きにはたまらないだろうなと感じた。

イケてる



夜はAugustiner Stammhausというレストランでビール、ソーセージ、プレッツェルを堪能した

ミュンヘン名物の白ソーセージ。そんなに好みじゃなかった。

〈3日目〉
ノイシュバンシュタイン城に行ったが、、

ミュンヘン中央駅から約2時間かけて向かった。気温は-1℃。雪がぱらつくような天気だった。
極寒の中、麓から城に向かうバスも雪で運休になり、30分坂道を登った。シンデレラ城のモデルにもなっており、多くの観光客が訪れていた。

城の中は綺麗だったが、予約時にドイツ語回しか空きがなかったので(15分毎に城内ガイドが付いたツアーがあり、その時間にしか入場できないようになっている)、説明はまったくわからなかった(笑)

ノイシュバンシュタイン城と調べると、同じような場所から撮影したような写真が出てくる。これは少し離れたマリエン橋からの写真だ。

城内ツアーが終わり、向かおうとしたが門が閉まっている。そう、降雪による閉鎖だ。

ここまで来たのに、良い景色を見ることができなくて残念だったが、人生そんなものだと開き直って帰路に着いた。

ノイシュバンシュタイン城

部屋で飲むビールとは違う

ホテルに戻ったのは19時。お昼は遅めにがっつり食べたため、おなかは空いていない。
移動もあって疲れていたので、シャワーを浴びて休もうと思った。しかし一人旅最後の夜なのにもったいない感じがして、アイリッシュパブに向かった。

最後に選んだのはドイツビールではなく、ギネスビールだ。先月リバプールのパブで友人に勧められて飲んだクリーミー泡のギネスビールが忘れらず、頼んでしまった。最高に美味しかった。

一人で飲んでいたところ、カンパイと声をかけられた。ドイツ人だったが、自動車関連の仕事で日本人と関わる機会があり、挨拶程度の日本語は知っていた。

何度も仕事やプライベートで日本を訪れているらしく、日本の素晴らしさを力説していた。

話を聞きながら、日本人であることに誇りを感じた。
振り返ってもこの旅で”From Japan”と言うと、ほぼ全員が良い反応をしてくれた。

それと同時に日本の素晴らしさをしっかりと伝えられるように、もっと日本のことを勉強する必要があると思った。

ビールを飲み干して彼に別れを告げ、今回の欧州一人旅を終えた。

27歳、ギネスビールにハマる。

最後に

1ユーロ=164円と超円安の時期に旅行をしたのだが、特に後悔はない。

なぜなら、行けるタイミングで行かないほうが後悔すると知っているからだ。(若干の小泉構文)

もちろんコロナのような突発的なパンデミックもそうだし、ライフイベントや仕事の事情でどんどん自分だけに割ける時間が少なくなるであろう。

人は誰しも年を重ねて色々なことを経験していくと、なにかしら後悔をする。
でもほとんどの場合がやらなかった後悔だ。

“もっとこうしておけばよかった”
“あれをやっていれば、、”

そうならないように何かをやるorやらないの判断をするときがあれば、まずやってみるという選択を取る方が良いと思っている。

自分への戒めとしても最後にこの文章を記しておく。

完。

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