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村上春樹と僕。

同じ時代に生きる


”青豆”に会いたい!
”くうき蛹”を読みたい!
”秋川まりえ”にも会いたい。
”秋川笙子”と友だちになりたい。

まるでエロ爺の発想?

村上春樹の2つの作品を読んだことのない人には通じない話だ。

ボブディランとは時差があったが
村上春樹の「風に吹かれて」を読んで
僕が青年時代を過ごした。

大人になり英語版を読んだ。
そして、その影響で
僕の生き方が変わってしまったのか?

それまでの影響はないかもしれないが、
僕の周りでは、僕はかなり変わった人間かもしれない。
しかし、それほど変わってはいない。
村上春樹の作品の登場自分と比較すると
僕はほぼ凡人だ。

村上春樹の作品の共通点は、
代官山あたりのカフェのテラスで
パパ活でなく知り合って
一緒にパフェでも食べたい魅力的で個性的な女子高校生と
暗い穴が登場する。
穴が井戸になるときもあるが、地下トンネルの時もある。
しかし、僕の理想のタイプである
普通ではない魅力的で個性的な女性が常に登場する。

いや本のストーリーに入り込んだ自分がその女性に
恋してしまうのかもしれない。

そして、
いつも

「憧れる」

人はないものを求める。いや僕は特に求める。

その大昔の
TVドラマ”あまく危険な香り”の山下達郎の主題歌を
僕は鼻歌をフルフェイスのヘルメットの中で響かせる。

フルフェィスの外では
風の音と単気筒のエキゾーストを混じり合う。
ノスタルジックな気分で海をバイクで見に行く。
海といえば、昔は太平洋側だったけど今は日本海側だ。

単気筒のバイクで地面を這いずりながら、信州から新潟県に向かう。

そして、
自分に酔う。

まるで村上春樹の小説に登場する主人公のよう


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