9月例会
例会とは
例会は月に1度開かれる会員全員が参加する集まりです。羽仁もと子著作集の読書感想から始まり、日頃の家事について研究してきた気付きの発表、友の会のイベントや研究会に参加してみての報告などを聞き合います。
会員同士の情報交流の場であり、志を高める場でもあります。
コロナ禍前は友の家を会場にして、対面で集まっていましたが、現在は対面とオンラインのハイブリッドで開催しています。
9月例会
もうすぐ9月も終わりですが(^^ゞ 9月3日土曜日に開催された例会をご紹介します。9月はフルタイムで働いている人にも参加していただけるように、土曜日に開きました。会員64名の参加でした。
読書「健全分子」著作集第19巻『友への手紙』より
Aさん 40代
「健全分子」は羽仁もと子先生から、友の会会員へのエールが込められた文章だと感じた。今の私は、「健全分子になりたい分子」。
月1回の職業組最寄会は、家計簿や料理や掃除という暮らしの芯について教えていただく心のよりどころです。最寄会が終わったときには「心苦しくて少し緊張したけれど、今日も参加してよかった。また今日からがんばろう!」と前向きなすがすがしい気持ちになれる大切な時間。
健全分子になりたい分子の私は、職業組の方々と共に、日々変化していく家族の成長に合わせて、その時その時に合った暮らしを試行錯誤していきたい。子供を通じて仲良くしている保育園や小学校の母友達にも、友の会で教わった食べ物の量や料理の段取り、お掃除のこと、家計簿をつけていてよかったことなどを実感を持ってお話しできたらいいと思っている。
Oさん 70代
コロナ禍、戦争…といま世界は本当に困難なときなのだと感じている。私たち1人の力ではどうしようもなく、無力感に襲われてしまう。
難しいことだと思いながら、何回か読み返す中で、健全分子は心の中だけではなく、日常生活の中にも、習慣の中にも存在しているという文章が心に残った。現状に諦めて投げ出してしまわないで、今の私でも日々の中での健全分子を見つけ出して、それを自覚して、少しでも活動させられるのだ。また、周囲との価値観や考え方の違いがあったとしても、争いではなく、互いの違いは認めながら、互いの健全分子を探し出す努力を続けることによって、協力や愛を見いだしていけるに違いないと希望を感じることがでた。世界の現状に振り回されるのではなく、自分の中や自分の周りの健全分子を目を凝らして見つけ出して、それを生かしていけるように、毎日を意識を持って生活していきたいと強く思い至った。
総リーダーNさん 60代
コロナ、戦争、で社会の状況が変化し私たちの生活を圧迫する現状にこれから何を考えどう暮らしていけばよいか。このような時に私はなにができるのだろうかを考えた。羽仁先生はまず自分の中の健全分子のありやなしを純粋な深き思いをもって点検しましょうと呼びかけられ自分自身の性質、習慣、日常生活に健全分子が見いだされるはずと書いて下さっている。ひとりひとりには神様から与えられた様々な健全分子がある。自分を考えた時、私には社会のお役にたつ健全分子があったとは思えず勇気がなくて弱くて出せなかった。今回この箇所をよんで人生100年時代を迎え苦手でも面倒なことも多くの友の健全分子と一緒に働くことができれば私にも何か社会の役に立つことができるのではないかと思った。生活講習会をきっかけに友の会に入会し、読書、人との交わりを通して、生き方、家庭生活すべてによい健全分子の種を分けてもらった。よい刺激をうけ信頼できる多くの友と共に過ごせる喜びは人生の中で大きな恵みとなっている。ただほかの社会の良い健全分子に出会えるのは外へでていかないとわからないことではないかと思っている。これまでの友の会生活を自己満足の優越感となっておわることがないように、同じ時代を生きる他者へも秋の働きである家事家計講習会を通して友の会の健全分子の種をまきたい。皆さんと一緒に心をひとつにして家庭から社会へ新しい平和な道をさぐり、共に働く仲間を迎えたいとの希望を持って2学期をはじめていきたい。
報告
南関東部会(9/21)、拡大家計調査勉強会(9/28)の予告
それぞれ内容と出席者の紹介がありました。
部会テーマは「著作集に羽仁先生の思いをきき新たな道を拓いてゆこう」
拡大家計調査勉強会は、南関東部会員の収入支出の数字をとりまとめた家計調査パンフレットの学びを深める集まりです。2021年は東京第三友の会が集計を担当しました。家計の学びを深めるためひとりひとりの予算生活にいかされるよう願っています。
全国生活研究会報告
7月13、14日の2日間にわたって開かれた全国生活研究会の報告を生活勉強常任委員、最寄リーダーからそれぞれ報告してもらいました。
家事家計講習会に向けて
2022年家事家計講習会スローガンが決まりました!
総リーダーから今年の家事家計講習会への思いが語られました。
・オンラインでも対面でも各最寄・エリア、グループがやりやすい方法で開催を考えましょう。
・生活勉強を最寄りの中に留めておくだけでなく、社会に役立てる機会。今までしてきた普段の生活の実践を持って予算生活の大切さを伝え、羽仁もと子案家計簿をつける人を増やしましょう。
・家庭は簡素に、社会は豊富にを合言葉に、私達は私達もお客様も同じ時代を生きる者として、全員参加で平和な社会を願って準備しましょう。
・リーダーだけでなく、安心して代わり合うことができるように助け合っていきましょう。
食事記録考察
5月中の連続3日間、自分の食べたものを記録して栄養計算をする「食事記録」について、食グループから考察発表がありました。これはまた改めてnoteにアップします。
その他の活動・報告
〈子どもの活動について〉
・子どもの集まりのお知らせ
・桜最寄主催夏の子ども会報告
・拡大U6集まり報告
〈その他のプログラム〉
・公共より
・会員報告
・友の家使用について など
会員の皆さんは会員専用ページから9月例会の様子をYouTubeで視聴できます。
友の会の活動にご興味のある方はお問い合わせページからお問い合わせください。
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