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青い空も白い空も

空の色は写真の美しさを左右する
もっと言えば空の色はその瞬間の幸せさを左右するんじゃないか
昔からずっとそう思っていた
自分は根っからの雨男で
楽しみにしてた宿泊行事や写真撮影のとき たいてい空は白かった


大学に入って以降はその雨男力も少し弱まった気がする
周りの人たちの晴れ力が強いからかもしれない だとか考えたりもする
なににせよ空が青いといい写真を撮りやすい
空が青いと海や湖の水面も青く透き通って映る
写真全体が華やかになって 心まで綺麗になるような気がする


空が明るいとそれに照らされた地面も彩をもつ
緑は緑 黄色は黄色 それぞれが自分の持つ色を強く主張する
だからどこを切り取っても 色鮮やかで綺麗な写真になる


でも空が白くても写真を楽しめるようになってきた
それはここ1年くらいのことだけど その中でも特にここ最近
雨や曇りだと写真に色が出ない
全体的に白と黒に近い色になる


でもその分 自分の表現したい空気感を載せやすい
晴れた景色は誰がとっても綺麗になる
それはそれですごくいいことだし嬉しいことだ
でも曇りの景色は自分で味付けを決めるような楽しさがある
白い空の下で撮る写真もまた 美しく楽しいもので
白い空の下で過ごす時間もまた 華やかで幸せなものにもなりうるんだと
そう気づいて少し嬉しくなった

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