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サイクルロードレースのおもしろさを伝えたい

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なぜサイクルロードレースなのか

まずは簡単に自分がサイクルロードレースにハマったきっかけなどの紹介をしたいと思います。

- もともとツール・ド・フランスという名前は知っていた

いけないことかもですが、YouTubeにツール・ド・フランスのレースの様子がアップロードされており、何の気なしに見たことから始まりました。

何をやってるかよくわからないですが、解説の人がなんか面白くてちょくちょく見るようになりました。

- 漫画、アニメの力はやはりすごい

その直後に「弱虫ペダル」や「ろんぐらいだぁす!」などのアニメが放映され、自分も乗りたいという意欲が湧きました。

実は購入までにすっごい色んなことがあったんですが、まぁいったん置いておきます。(ロードバイクのアニメ見てたのにマウンテンバイク欲しくなったりとか、レンタルしたらお尻痛すぎて泣いたこととか)

そしてついに自分のロードバイクを購入し走るようになりました!(ちなみに買ったのはCannnondaleのsynapseというシリーズのアルミです)

- jSports契約しツール・ド・フランスを見た

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有料のチャンネルですが、買ってみました。(当時はお金に余裕があったのかな)

自分でも乗ることでレースの新しい魅力も発見するようになりました。
ここは以下で説明します。

その中でも一番有名でかつ、格式の高い「ツール・ド・フランス」のおもしろさを書いていきたいと思います。

まずは知っておきたい4つの前提知識

界隈ではさんざん言われていることなので、結構情報があります。(参考

■後ろを走るほうが有利

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空気抵抗の関係で後ろを走るほうが楽です。逆に言うと、前で走ったり、1人で走ったりすると疲れます。このことが心理戦につながっていきます!敵同士ですが一時的に協力することもあります。

■チームで走るが個人戦

いわゆる「エース」と「アシスト」の関係です。エースのトラブルにアシストは自分の自転車を貸したりまでします。エースのためにアシストは個を犠牲にして走ります。

■21日間でフランスを一周

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21日間、1日1回6時間ほどのレースを行います。心理戦と上では書きましたが、あまりにも長くて過酷なレースなため、人間の素がでてきます!調子悪い日もあるし、トラブルもたくさんあります。
正直、運に左右されるところもあります!

■選手やチームによって目標が違う

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一番名誉なものが「マイヨ・ジョーヌ」というジャージを着ることです。これは21日のレースの合計タイムが少ない人に与えられるものです。その他にもレース途中やゴールにある、山の頂上や平坦の着順でもらえるポイントが一番多い人、21回のレースのどれかで1着の人、26歳以下で以下で合計タイムが1番少ない人、スポンサーのために広告のついたジャージをテレビにできるだけ映そうとする人、様々な思いや狙いが交錯し、レースは進んでいきます。
さらにそれらは1つでも達成できたならば、その人の選手人生が変わると言われているほど、このツール・ド・フランスは格式が高いですし、全員が本気で狙っていきます。

以下からは、これらを踏まえて面白いと思ったポイントを3点に絞って書いてみます。

Point1:解説がおもしろい

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フランスを一周するくらいのレースですので、色々なフランスの景色が見れます。大抵山か農地ですが、美しいです!ツールは英語ではツアー、つまり旅という意味で、本当に旅行番組を見ているようです。

そこに添えられる解説ですが、(たぶんですが)他のスポーツと違ってゆるいです。ですが、それがまたゆっくり見れてよいです!
もちろんゴールシーンなど、締めるときはきちっと締めてるし、何より解説者たちも楽しみながらやっているのが伝わってきて、こちらも楽しませてもらっています!

(ちなみに自分が契約しているjSportsの解説の話です)

Point2:選手のつらそうな顔がおもしろい

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心理戦の部分もあるのに、つらそうな顔します。それも作戦のときもありますが…。これは自分が自転車乗るようになってからわかりましたが、「つらいよなぁこんな坂。絶対ムリ…」と共感を得ながら走っていくのを見ます。

つまり選手皆がんばれって思っちゃうんですね…。ちなみに自分は特別に応援しているチームなんかはなくって、皆が皆、それぞれの目標を達成してほしいと願って見てます。

Point3:結局、脚本の無い壮絶な人間ドラマである

辛い、長い、そんなレースの中で勝ちたい、エースのために、という強い思いを持って戦っている人たちはとても美しく感じます。

エースを失っても目標を失わずに走り、実ったとき、

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マイヨ・ジョーヌを夢みてエースとして走っても、何度も落車に見舞われたり、

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東京オリンピックの開催へ繋がるかもしれないツール・ド・フランス2020

2020年のコロナ禍での大規模で長距離の移動を伴うこの大会はツール・ド・フランスが初めてだそうです。この大会を無事最後まで行えたことは本当に大きいことだと思います。

このノウハウなどを東京オリンピックへ繋げることで安心して開催できるかもしれないと思っています。

jSportsの解説者でもある栗村さんのブログに詳しく書いてあります。

YouTubeやニコニコで1日目を無料で見れます

宣伝っぽいですが…正直1日目だけ見ても今回紹介した面白さはそんなに伝わらないと思います。

まずは「弱虫ペダル」読むところからいかがでしょう!また、「しゃかりき」という漫画が自転車界では伝説的な漫画で、自分も購入し読みました。めちゃくちゃおもしろかったのでこちらもおすすめです!!

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この記事は、ほんの一部しかお伝えできていないと思っていますが、少しでもサイクルロードレースに興味が出ていただきましたら幸いです。


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