飯岡_2014-03

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」ロケ地の世界 ― その20年後 #1

テアトル新宿で「観ずに死ねるか!傑作青春シネマ邦画編」という上映企画があり、その一つに、岩井俊二監督の「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」と「四月物語」がラインナップされています。

自分にとって、映画、特に邦画というものに、大きく影響を受けた「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」。

そのロケ地をこの春に久しぶりに何か所かめぐって来たので、ちょっとしたレポートを書いてみようと思います。

まずは、飯岡駅について。

ここは映画が世に出て(というよりまずフジテレビの「if~もしも」の一話として放映されて)少し後、1997年に建替えられてしまいました。ずいぶん前の話なので、これくらいは知っている方も多いでしょう。

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ちょっとタクシーが邪魔だったので下の方を切ってしまいましたが、既にこの駅舎も15年以上の時を刻んでいることになります。

そして、なずな(奥菜恵)が典道(山崎裕太)を引き連れて駅にやってきて、おもむろに着替えだしたトイレも既にありません。

画像2

「打ち上げ花火~」の後に撮影された「少年たちは花火を横から見たかった」の時には既にこの辺りが変わっているのも明らかにされていますね。

さて、そんな感じで各地を巡ってみようと思います。

ちなみに、もう一度スクリーンで見たいという方には、テアトル新宿の企画は貴重な機会かもしれません。

観ずに死ねるか!傑作青春シネマ邦画編


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